相手の想いも自分の想いも等しく尊重し、伝え合い、わかりあうアサーティブコミュニケーションであなたの問題解決をサポートします

セッション直後に、大切な人からメッセージが届いた

クライアントさんから寄せられるご報告で、

「セッションを受けた直後に、大切な人からメッセージが届いた」

ということが時々あります。

「今まで言われたことのないような、嬉しい言葉をもらえた」
「今までダメだと思っていたことにすんなりOKがもらえた」
「(ビジネスで)いつもなかなか支払いをしてくれなかった相手が、すんなり支払ってくれた」

などのように、過去の相手のふるまいからすると驚くような、嬉しい言葉をもらう方が多いようです。

これは、セッションを通してその相手や、クライアントさん自身が体験する世界に対する認識を変えるアプローチを行っているからなのですが、このように、自分の中の認識を変えるだけで、現実的に変化が起きることは珍しくありません。

私たちは、大切な誰か、大好きな相手に対してすら、その人の過去しか見ていないということをよくやりがちです。

今まで、この人はいつもこうだったから
この人はそういう人だから
あの時、こんなことを言われた(された)から

これからもそうだろう

というように、私たちは、自覚的にも、無意識的にも、相手に過去と同じようなふるまいを”期待”します。

そして、無意識レベルのコミュニケーションによってその期待を相手に伝え、その期待どおりの振る舞いを相手にさせてしまいます。

人の意識は、その瞬間ごとに変化しています。
つまり、一瞬ごとに生まれ変わっているといってもいい。
相手も、自分も、「昨日までの相手や自分と連続している」というのは幻想です。
昨日までの相手や自分と、”今”の相手や自分とは、別の存在なのです。

それなのに、良くも悪くも、

今まで、この人はいつもこうだったから
この人はそういう人だから
あの時、こんなことを言われた(された)から

これからもそうだろう

を繰り返している。

もちろん、それが好ましい方向に作用する場面も沢山あるのですが。

これは例えるなら、採用面接で、履歴書ばっかり見て目の前の相手をまったく見ていないのと同じです。

過去にばかり目を向けているから、その過去とは別人の、”今”のその人の無限の可能性が見えなくなる。

現代、量子力学でも証明されているように、そして、数千年前の時代からくり返し、哲学者や宗教家、その他さまざまな分野で”悟りをひらいた人”たちが主張しているように、世界を作っているのは”認識”です。

つまり、目を向けられなかったその無限の可能性は、無きものにされてしまうということです。

それは、自分自身に対しても同じです。昨日までの自分に意識を向けているから、今の自分の無限の可能性を閉じてしまうということが起こります。

過去に意識を向けるのをやめる。

生まれたての「今」の無限の可能性を知る。

それによって、私たちは、どんな世界も体験できるのだと、私も日々、目の前のクライアントさんから学ばせてもらっているように感じています。