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人を信じられない時は、人生を変える「ゆるし」を体験するチャンス

人を信じられない時は、人生を変える「ゆるし」を体験するチャンスかもしれない

 

「人を信じられない」「誰を信用したらいいかわからない」

人生の中で、こう感じてしまう時もあります。

その直前には、「信頼していた人に裏切られた」「愛していた人が自分から去っていった」「騙された」・・・などの現実的な体験が起きているかもしれません。そして私たちは、その出来事がおきたことが【原因】で、自分が「人を信じられない」と感じている【結果】と思っています。

しかし、それははたして真実なのでしょうか?

すべての体験は、何かに気づくために起きている

もう一度整理すると、「人に裏切られた現実」→「人を信じられないという想い」。この因果関係があると、私たちは考えてしまいがちです。

しかし、潜在意識と現実の関係性からみると、この矢印は正反対と言えます。

実際の因果関係は、こうです。

潜在意識下の意図→人に裏切られる現実

潜在意識は、メリットのあることしかやりません。

つまり、潜在意識になんらかの意図や目的があり、わざわざ、人から裏切られるなどの体験を現実に創造してしまっていたのです。

つまり、人から裏切られたり、愛する人が去っていくという現実を創っていたのは自分自身であるという立場です。
この立場を受け入れることは、傷つき感や苦しみが深いほど難しく感じてしまうかもしれません。

しかし、現実に対して被害者であり続けるかぎり、人生を自分自身でコントロールしていくことは困難になってしまいます。

人生を自分自身でコントロールしていく立場に立つには、「今の好ましくない現実は自分で創ったものだから、自分で主体的にやめることもできるよね」という前提を認めることです。この前提にたってはじめて、最高の人生を自分自身で創り出していくスタート地点に立つことができます。

まずは、被害者の立場を抜けること。

それが人生を変えていく第一歩です。

相手を責めたり、相手に原因を押し付けている限り、被害者の立場から抜けることはできないのです。

なぜ、「裏切られる体験」を自分の人生に持ち出したのか?

自分でわざわざ、裏切られる体験を自分の人生に持ち出したという立場を取ることは、「すべての現実の原因は自分自身だ」ということを認めることです。

すべての原因を自分で引き受ける。

これは決して「裏切られたのは自分が悪かったから」と自分を責めることではありません。自分を責める思考であれ、相手を責める思考であれ、誰かを悪者にしていても悩みのループからは抜けられません。

また、相手の裏切った行為そのものを正当化することでもありません。

「どうして私は、わざわざこの現実を創ったのか?」「この体験から、私は何に気づきたいのだろう?」の答えを見つけることです。

潜在意識が現実を創り出すメリットには、

  • 自分の自己認識(セルフイメージ)を証明する
  • 自分の信じこみを証明する
  • ”本当の自分”を生きるための重要なことに気づく
  • などのようなものがあります。

    例えば、「私は尊重される価値のない人」という自己認識を証明するために、今の現実を創り出したのかもしれません。
    例えば、「男は浮気するもの」という信じこみを証明するために、今の現実を創り出したのかもしれません。
    例えば、「表面的な相手の言動や現象にとらわれず、私は愛を与える存在である」と気づくために、今の現実を創り出したのかもしれません。

    人生を変えるゆるし

    上にあげたのはほんの一例ですが、「どうして私は、わざわざこの現実を創ったのか?」「この体験から、私は何に気づきたいのだろう?」という問いの答えを自分自身の奥底から気づけたとき、それは感謝できる体験に変わります。

    「私は尊重される価値のない人」という自己認識に気づけたら、その自己認識をそのまま持ち続けるか?新しい自己認識に着替えるか?を選ぶこともできます。

    「男は浮気するもの」という信じこみに気づけたら、その信じこみをそのまま持ち続けるか?新しい信じこみに取り替えるか?を選ぶこともできます。

    「表面的な相手の言動や現象にとらわれず、私は愛を与える存在である」と言うことに気づけたら、それを主体的に表現していくことで、自分の体験する世界に愛を循環させていくこともできます。

    「悲しい」「苦しい」「つらい」「こんなはずじゃなかった」という意味づけをしていた体験から気づきを得て、感謝できる体験に変えること。

    これが「ゆるし」です。

    本質的な「ゆるし」はあなたの人生を根底から変えるほどのパワーがあります。

    ゆるしとは「主体的な態度」です。

    ゆるしと”あきらめ”が本質的に異なるのは、”あきらめ”は被害者の立場から抜けていないからです。「私はゆるせるのでしょうか?」という質問も、受け身だから出てくるものです。

    「私はゆるします」とは、主体的な態度です。必要なのは、ゆるせる・ゆるせないではなく、「ゆるすと決めること」だけです。

    また「何のためにゆるすのか?」という目的を明らかにしておくことも重要です。ゆるすことそのものは目的ではなく手段だからです。

    「人を信じられない」という苦しみや葛藤は、あなたの人生に必要だったのです。そこには、あなたの人生そのものの意味に気づく重要な鍵が隠されています。

    その鍵に気づく時、あなたは「人を信じられない」という信じこみをもはや必要としていません。そして、そのあなたの意識の変化を投影した現実が創られていきます。
     

     

    この記事を書いた人

    出口 稀一(でぐち・きいち)
    トランスフォーメーショナル・コーチ
    心理アドバイザー/児童心理アドバイザー

    元行政職員。児童福祉司として児童相談所(虐待・非行担当)での勤務をはじめ、DV対策・人権同和対策等に従事し、延300人を超える市民の相談対応を行う。2013年に独立し、コンサルタントとして活動する傍ら、世界的に活躍する師のもとで人間心理、言語学心理、NLP(神経言語プログラミング)、LABプロファイルを学ぶ。

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