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マイナス思考のすすめ

願いや目標を持った時、「もしも失敗したらどうする?」とマイナス思考になってしまうことはありませんか?

一般的に「マイナス思考はよくない」と言われることが多いので、「こんなマイナス思考の自分を変えなければ・・・」と思ってしまう人も多いようです。

しかし実は、マイナス思考も目標達成のために活用できるのです。
  

マイナス思考の方がうまくいく理由

「マイナス思考はよくない」と思っている一方で、「なぜか、マイナスに考えていた方がうまくいくんです」という方も少なくありません。

マイナス思考で”最悪の事態”をイメージしていたら、たいていそれは取り越し苦労で、実際には起こらなかった・・・というのです。

この時、潜在意識では何が起きているのか?というと、ポイントは次の3つです。

  • ”最悪の状態”をイメージするとき、未来に意識が向いている
  • 同時に、最悪の状態に対する対処法を考えている
  • 対処法を考えておくことで恐れを手放し、可能性を発揮できる

  

最悪の状態をイメージするとき、未来に意識が向いている

最悪の事態とは言え、それをイメージするとき、人の意識は未来に向いています。

未来に意識を向けることは、それだけで現実を動かしていく力になるんですね。

逆に「マイナス思考はよくない」「望まない事態を想像してはいけない」と自分の思考を縛るとき、人は未来に意識を向けることができなくなります。すると潜在意識は身動きが取れない状態になり、現実を動かしていく力が生まれないのです。
  

同時に、最悪の状態に対する対処法を考えている

”最悪の状態”をイメージするとき、「うわぁーこんな事態は避けたい!」と恐れるだけだと、かえってその恐れを現実化させることにもなります。脳は否定形を理解できないからです。

例えば、「失敗したくない」と思えば思うほど、脳内ではその「失敗」が強烈にイメージされます。そして、脳がイメージしたものを現実化させる力はとてもパワフルです。つまり、「●●を避けたい」と思えば恐れれば恐れるほど、「●●」が現実化する方向に作用してしまうということです。

マイナス思考を願望実現に利用するために重要なことは、最悪の状態を想定すると同時に「それが起きた時にどう対処するか?」を考えておくことです。
  

対処法を考えておくことで恐れを手放し、可能性を発揮できる

「最悪の状態が起きたとしても、その時はこう対処すればいいんだ」ということがわかっていれば、恐れを手放すことができます。これは、「最悪の事態を避けたい」と思い続ける必要がなくなるということです。

「最悪の事態が起きたって、こう対処すればいいだけだよね!」とわかっていれば、「最悪の事態が起きて欲しくない」と思い続ける必要もなくなるので、そもそもその恐れは現実化しにくくなります。

人を本当に強くする自己信頼とは、「絶対に成功する」という想いよりも、「失敗してもどうにかなるし、私は大丈夫」という想いです。

例えばあなたの前に、幅1メートルの一本道があることを想像してみてください。その10メートル先に目的地があるとします。この時、道の両脇が断崖絶壁だったら、「絶対に転べない」という恐れが生まれてなかなか前に進めませんよね。

逆に、道の両脇がただの草むらだったら、サクサク進んであっさり目的地に到着できます。

人は「転んでも大丈夫」と知っていればこそ、全力で走ることができるのです。「転んでも大丈夫」と知るためには、「転んだらどうなるか?」を想定して、対処法を考えておけば良いだけです。

そして、「転んでも大丈夫」と知るためのプロセスとして、マイナス思考が役に立ちます。
マイナス思考は、自分の可能性を最大に発揮するために利用すればいいだけであって、けして悪いものではありません。
  
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