デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

意中の相手と結ばれたい

恋愛のご相談で「潜在意識を活用して、意中の相手と結ばれることは可能ですか?」というご質問を受けることがよくあります。

この質問に対する私の答えは、その可能性はもちろんありますが、”意中の相手”と対象を限定するよりも、「幸せな恋愛」をゴールにした方がうまくいきやすい、ということです。

これはなぜかというと、相手を限定することによって「この人でなければ私は幸せになれない(=この人がいないから私は今、幸せではない)」というように、意識が不足に向きやすい状態になってしまうからです。

潜在意識は、今の状態を現状維持するために現実を創ります。今、あなたの意識が不足に向いていれば、潜在意識は、あなたがこのまま不足を感じ続けられるよう、現実を創り続けていくのです。

また、相手を限定するということは、同時に「失敗できない」ということを意味します。

「この人を失ったら、私はもう生きていけない」「この恋愛がうまくいかなければ、私は一生ひとりだ」このような「失敗できない」という想いは、恐れと表裏一体です。すると、その恋愛を実らせるためのすべての行動(努力)が、恐れに動機づけられることになります。恋愛を実らせるための行動をとればとるほど、「失敗できない」という恐れが強化され、その恐れが現実化されやすくなってしまうのです。

「この人が相手でも、他の人が相手でも、どっちみち私は幸せ」「恋人がいなくても、そもそも私は幸せ」という状態になると、結果として、現在の意中の相手と結ばれる場合もありますし、新たな出会いが訪れることもあります。

あなたは色んな方法で幸せになることができる

これは恋愛に限らず、願望実現のすべてのテーマに当てはまります。

私たちは「◯◯さえ手に入れば、幸せになれるのに(=私には◯◯がないから、幸せではない)」と、幸せになる道を限定してしまうことがあります。この◯◯に入るのは、お金、恋人、結婚、子ども、学歴、容姿、職業など、人によって様々でしょう。

しかし、◯◯を得ていることと、あなたが幸せであることは、本質的には因果関係はありません。

あなたは色んな方法で幸せになることができます。つまり、今すでに幸せを手にしていることに気づくこともできるのです。

あなたがすでに得ている幸せ、豊かさに意識を向けてみてください。それは「ほんの些細なこと」に見えることでも大丈夫です。「些細なこと」と価値の大小をジャッジしているのは思考であって、潜在意識にはそのようなジャッジはありません。

あなたがすでに得ている幸せに気づき、それに焦点を当て続ければ、その焦点を当てたものが拡大していきます。

その結果として、その◯◯が手に入るという現実が追いついてきた・・・ということが起きてくるのです。
  
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