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決めたら叶うの「決める」〜「叶う」までのプロセス

洋菓子店を開業するというかねてからの夢に向けて動き出したクライアントさんから、頂きました!

産地から直接取り寄せたこだわりのリンゴを使ったジャム(ペクチン不使用!)と、すごーく香ばしいチョコボール。リンゴがでかい!

クライアントさんが、未来に向けて動き出すのを見るのは、本当に嬉しいものです。
  
  
さて、「決めたら叶う」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

この「決めたら叶う」の「決める」とは何か?
について、セッションで話題になりましたのでシェアしたいと思います。

「決めたら叶う」の「決める」から「叶う」までのプロセスを丁寧にいうと、
  

(1)理想の状態や、得たいものを明確にし、それを「得る」と決める。
(2)決めたら、「それが手に入るかどうか(結果)を考えない」
(3)「決めたから、そうなるし」という態度で、淡々と、今自分がやるべきことをやる
(4)時間の経過を経て、実現・達成される

  
この4ステップの流れになります。

まず最初のステップで【理想の状態や、得たいものを明確にしてそれを「得る」と決める】と、その時点で、人はその願いが叶った世界線にジャンプした状態になります。

これは、理論物理学の世界で語られる「パラレルワールド」のイメージです。
  

パラレルワールド(parallel world)とは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。

「異世界(異界)」、「魔界」、「四次元世界」などとは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。SFの世界でのみならず、理論物理学の世界でもその存在の可能性について語られている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  
つまり、「叶った未来」と「叶ってない未来」の両方がパラレルに同時存在していて、理想の状態や得たいものを明確にして「得る」と決めた時点で、すでに「叶った世界線」に乗っている状態なんですね。

下の図で言うと赤い点。叶った世界線(オレンジ色の線)に乗っています。

ポイントは、「それを得る」と決めた時点ですでに叶った世界線に乗るのですが、その願いが現実的に実現される(物理現象として見える)までには、タイムラグがあるということです。

例えば、「素敵な恋人と出会って結婚するぞ!」と決めても、その瞬間にすぐ目の前に素敵なパートナーが現れるわけではありませんし、「ビジネスで年収1,000万円稼ぐぞ!」と決めても、札束が目の前に出現するわけではありませんよね。願いが実現されていくには、一定の時間がかかるわけです。蒔いた種が芽を出すまでに時間が必要なように。

ただ、叶った世界線に乗っていれば、時間の経過とともに物理的に実現されていくんです。だけれども、この時やってしまいがちなのが「本当に実現するんだろうか?」と結果をあれこれ考えたり、「まだ実現していない」ことにフォーカスして、「今、それがない」前提を強化してしまうことです。

そのことが、叶ってない未来に続く、叶ってない世界線に引き戻してしまいます。

叶った世界線に留まり続けるには、決めたら、「それが手に入るかどうか(結果)を考えない」】ことです。

例えば近所のコンビニに行くと決めた時、「本当にコンビニに着くんだろうか?」「まだ着かない、まだ着かない、、、」などと、結果についてあれこれ考えませんよね。「私はコンビニに行く、以上」という感じ。願いや目標が実現されるのは、このような状態の時です。

一度蒔いた種を「まだ芽が出てない」「本当に芽が出るのかな?」とほじくり返したら、当然、芽は育ちませんよね。それと同じです。

願いを持った時点で、自分が叶った世界線にいる=すでに叶っていることを受け入れる。そして、「決めたから、そうなるし」という態度で、淡々と、今自分がやるべきことをやる】。この「淡々と」というのは、現実を見て一喜一憂しないと言うことです。だって、時間が経てばいずれ実現することは決まっているんだから。

物理現象としての実現に時間がかかる場合は「まだやってないことがあるんだな、じゃあ、それをやる。以上」という感じで、淡々とやるべきことをやっていきます。そして、【時間の経過を経て、実現・達成】されます。

これが「決めたら叶う」の決める〜叶うまでのプロセスです。
 

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