相手の想いも自分の想いも等しく尊重し、伝え合い、わかりあうアサーティブコミュニケーションであなたの問題解決をサポートします

行きづまったら、あの人の脳みそを使ってみよう

願いを叶えるため、悩みを解決するために考えて行き詰まったり
今までと違うアイデアがひらめいて「今度こそうまくいくはずだ!」とトライしてみたけど同じ結果をくり返してしまうことってありますよね。

 
なぜそのようなことが起きるか?というと、自分ひとりの脳みそ(思考パターンや意識レベルの視点)で考えているからです。

 
今、目の前の現実は、今までの自分の脳みそ(思考パターンや意識レベルの視点)から創られているとすると、同じ脳みそだけを使って違う結果を得ようとしてもなかなか難しい。

 

問題はそれが起きたのと、同じレベルで解決することはない

(アインシュタイン)

 
ではどうしたらいいか?その答えは、他人の脳みそ(思考パターンや意識レベルの視点)を使うことです。

 
具体的には、今、あなたが直面している状況や達成目標、解決したい問題に対して

「あの人だったら、この状況をどのように捉えるだろうか?」

「あの人だったら、どのような戦略を選択するだろうか?」

「あの人だったら、どのように動くだろうか?」

を考えてみることです。

 
僕自身も独立したての頃は、ビジネスのメンターをイメージして、この思考法をよく使っていました。

 
ポイントは、「あの人」の行動そのものを真似るのではなく、思考パターン・・・物事の捉え方、判断や動機づけの基準、心的態度を取り入れるということです。

 
この時の「あの人」は、身近な人でもいいし、有名人や歴史上の人物でもいいです。あなたの理想をすでに生きている人、「なぜかあの人はいつもうまくいく」という人などを設定してみましょう。

 
これは「あの人になろうとする」のとは違います。あの人」の思考パターンや意識レベルの視点を借りることで視界を広げることです。「あの人」の思考パターンや意識レベルの視点を使って、自分自身の中にあるリソースにアクセスしているとも言えます。自分の中にあるものをひっぱり出す作業を、他人の思考パターンや意識レベルを使って行うのです。

 
僕のクライアントさんが、
「迷ったら、脳内に出口さんを登場させてアドバイスをもらってます」
ということをよくおっしゃってくださるのですが、同じ内的作業をされていることになります。

 
特に継続セッションを受けられているクライアントさんは、非言語コミュニケーションで僕の思考パターンをお伝えしているのでやりやすいと思います。

 
「あの人だったら・・・」のイメージがわかない場合は、その人と直接会って話したり、もしあればSNSや動画、自伝やドキュメンタリーなどを見てみるとよいですよ。