デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

99やるのではなく、100やりきるということ

僕は学生時代ずっとバレーボールをやってたんですが、中学時代の顧問に言われてたことで強く印象に残ってることがあります。

 

それは、
「100本レシーブをやると決めて、99回でヘトヘトに疲れた時にそこでやめてしまうのと、あと1回をやり切るのかでは全然違うんだ」
ということ。

 

まあ、古きよき昭和の部活って感じですね(笑)

 

でも、僕が起業初期にお世話になっていたメンターからも、これと似たようなことを言われていました。
「やれと言われたことを99やるのじゃダメ。たった1でもためらいや疑いや手抜きがあるのとないのとでは全然違うのです。やるなら100やってください」と。

 

そして今、僕自身が多くの方にコーチングさせていただいたり、お弟子さんも増えたりして色んな方をサポートする中で、これってやっぱり真実だなあと思うんですね。

 

仕事でも、遊びでも、休むことでも、100やりきって初めて到達できること、体験できること、わかることがある。

 

1〜99は全部同じ、とは言いませんが、98と99のギャップと99と100のギャップって同じ1ではなく、天と地の差があるんです。この「最後の1」にめちゃくちゃ大きな力がある。潜在意識が奇跡のような力を発揮するのも「100やりきった」ときです。

 

なぜなら100やりきることで、潜在意識に“目標達成に対する本気度”を伝えることができるから。この“目標達成に対する本気度”が潜在意識に伝わると、奇跡のような力を引き出すこともできるのです。

↓  ↓  ↓

【参考動画】丸山桂里奈さん「奇跡のゴール」に学ぶ潜在意識の力を目醒めさせる2つのポイント(10分31秒)

 

「100をやりきる」前にたった1を抜いてしまうのは、無意識でやってたりするので自分では気づいてないことも多い。でも見る人が見ればわかるし、そこの最後の「1」を意識的につめていける人がプロなんだと、尊敬する周りの先輩方を見ても僕はそう思います。

 

もちろん全方向的に、常に100というのはしんどい。ですが人生においてここぞという時、ここぞという領域においては「100やりきる」ことがやっぱり大事で。特にこれから起業を目指してる人なんかはなおさらで、ビジネスの世界だとむしろ100やりきって初めてスタートラインに立てるみたいなところもあります。

 

これを読んで、「じゃあ今から100やりきるぞ」と思った方は、ノートとペンを用意してその「100やりきる」という決意がどのように行動として現れるか?を書き出してみるのをオススメします。

 

それはがむしゃらに行動量を増やすことかもしれないし、逆に何かをまったくやめてみることかもしれないし、今まで言い訳してやっていなかったことをやってみることかもしれません。やってみたけど結果が出ないと諦めてしまっていたことを、もう一歩だけ前に進んでみることかもしれない。

 

いずれにせよ、自分が心から「100をやりきった」と感じられたら、それがもし仮に目先の結果に繋がらなかったとしても何より自分自身が納得できるし、その経験は必ずその後の人生を支えてくれるものになる。

 

それだけでもとても素晴らしく、価値ある体験だと僕は思います。