デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

【意識レベルを高める動画シリーズ】重要な3つの考え方

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今日は、意識レベルを理解して活用するために重要な3つの考え方についてお話したいと思います。

 

1.意識レベルは変えていくことができる
2.意識レベルを使うことで哲学や心理学、成功法則スピリチュアルなど、あらゆる学びを整理できる
3.意識レベルを自分や他人を裁くために使ってはいけない

 

この意識レベルとは、アメリカの精神科医のデビッド・R・ホーキンズ博士が「パワーか、フォースか」という著書で提唱している理論です。人の意識を17段階にレベル分けするという考え方ですね。この「パワーか、フォースか」の論文によって、ホーキンズ博士は博士号を取得されています。

 

僕が発信する情報は、この「パワーか、フォースか」に書かれている内容をベースに僕の見解を付け加えたものです。ですので、僕がこれからお話しすることは「パワーか、フォースか」の純粋な要約ではないことを踏まえてこれからお話することをご参考頂くことで、「パワーか、フォースか」についての理解も深まりますし、何よりも意識レベルが高まることによる様々な効果を体感して頂けると思います。

 

ではまず意識レベルについて、概要をお話しします。このホーキンズ博士が定義した意識レベルには1から17までのレベルがあります。そして人はこの意識レベルを上がったり下がったりしているんですね。そしてこの上がったり下がったりしているんだけれども、人によってだいたいいつもどのレベルに留まることが多いかという傾向が出てきます。そして留まることの多い意識のレベルによってその人のパワー、これは意識的・無意識的に現実的なものごとを動かして目標達成をするとか、理想の実現に向かわせていくためのパワーの大きさが変わってくるんです。

 

このパワーの大きさについてはホーキンズ博士の「パワーか、フォースか」の中では具体的に数値化をされています。そしてこの数値はキネシオロジーテストを使って測定されているんです。けれども、このキネシオロジーがそもそも科学なのかどうかは議論が分かれているところです。

 

ですので、このパワーの数値が科学的に正しいと言えるかは一旦置いといて、この意識レベルによって物事を実現達成するパワーに違いが生まれることについては、僕も今まで沢山の成功者の方々やクライアントさんのサポートを行ってきて、それは正しく、再現性があると感じています。

 

改めて整理をしておくと、高い意識レベルに留まることが多くなるとその人のパワーも大きくなり、現実的なものごとを動かして理想の実現に向かわせていくということもできるようになります。逆に低い意識レベルに留まることが多くなるとその人のパワーも小さくなってしまい、物事を実現達成する力も弱まってしまいます。

 

そしてこの意識レベルを活用する上で重要な考え方が3つあります。まずひとつ目は意識レベルは変えていくことができるということです。「パワーか、フォースか」の中にはこんな書き方だされています。

 

人間は一生涯を通じて、平均してもたった5ポイントぐらいの意識レベルしか進歩しない

 

しかし一方でこういうことも書かれています。

意識を容易に上方へと移動させる最も重要な要素は、意欲的な態度です

 

ですのでまず「意識レベルは高めていくことができるし、そのための取り組みを行っていくぞ」という意欲を持つことが大切なんですね。

 

そしてそもそも人の意識レベルの傾向は何によって決まるかというと、多くの場合、過去の記憶や親の影響によるものです。ではどうしたらその意識レベルを高めていくことができるかというと、具体的な方法はまた詳しく別の動画でお伝えをして行きますが、高い意識レベルにいる人の物事の捉え方や思考パターンを取り入れる、あるいは意識レベルに影響を与えていた過去の記憶や親の影響をクリアにして行く。こういったことによって意識レベルは高めていくことができます。

 

ですのでまずひとつ目ですね、意識レベルは変えていくことができるということを知っておいて頂ければと思います。

 

そしてふたつ目のポイントですね。この17段階の意識レベルのマップを使うことによって、哲学や心理学、成功法則やスピリチュアルなど、あらゆる学びを整理・統合できるということです。その意味では、この意識レベルのマップは人類の叡智が詰まっていると言っても過言ではないと僕は思っているんですね。

 

そして昨今、ネットや書籍なんかで意識の活用法ですとか成功哲学、スピリチュアルなんかについてもいろんな情報が氾濫していますよね。それらをたくさん勉強してきたという方も多いかと思います。ですがそれらの情報の中には一見、相反するもののように見える情報もあったりします。

 

例えばある教えでは、「自分を最優先にしてわがままに生きよう」と言うことを言われている。一方で別の教えでは「利他の精神が大切です」ということを言われたりしていますよね。こういったいろんな情報が氾濫する中で「いったい何を信じたらいいのか分からなくなった」と感じている方もいらっしゃるかと思います。

 

そういった情報は、基本的にはそもそも自分が幸せに生きるために学んでいることです。でも、それなのに自分が幸せに生きるために学んだ情報をうまく活用できないことによって自分を責めてしまったり、追い詰められてしまって苦しくなっている人もいらっしゃるかと思います。

 

ではどうしてそういうことが起きてしまうのかというと、世の中に溢れている情報には「レベルの違う学びが混在している」からなんです。そういったレベルの違う学びが混在していて、それを個人がキャッチした時に個人の中でバラバラに存在していて統合されないままでいると、先ほどお伝えしたような混乱が生じてしまうんです。

 

そしてこれらのレベルの違う情報を、意識レベルの考え方を使って整理して統合していけると、その時の自分に合った学びを見極めて使いこなすこともできるようになります。ですので、この意識レベルのマップをこれ単体で理解していくというよりは、さまざまな学びと関連付けるという視点を持っていただくことでより、効果的に情報の活用ができるようになります。

 

そしてみっつ目の重要な考え方として、意識レベルを自分や他人を裁くために使ってはいけないということですね。これ個人的にめちゃくちゃ大事なことだと思っています。

 

意識レベルに関して情報発信を行っていると、最も多くいただくご質問の一つが「私は今、どこの意識レベルにいるんでしょうか」ということです。

 

そして実際、世の中には「あなたの意識レベルを測定しますよ」というサービスも提供されています。意識レベルはキネシオロジーテストで測定されますので、そういったサービス提供も可能ではあるんですね。あるいは、わざわざキネシオロジーで測定をしなくても、お話を伺っていればだいたいその人の意識レベルの傾向って分かったりします。

 

ですが僕は基本的には、「自分が今どこの意識レベルにいるかを知る必要はないですよ」とお伝えしてるんですね。これはなぜかというと、そもそも人がなぜ自分の意識レベルを知りたくなるかというと、目の前の現実が自分の望み通りになってないと感じている時なんです。そのうまくいっていない原因を知るために、自分が今どの意識レベルにいるかを知りたいと思うわけです。

 

そして、意識レベルを誰かに調べてもらって、例えばじゃあ自分が「恐怖」とか「悲しみ」のレベルにいるとがわかると何が起きてしまうか?というと「今の私がうまくいっていないのは意識レベルが低いせいだ」と、自分を責めてしまうんです。あるいは「恐怖」とか「悲しみ」といったネガティブな感情を感じてはいけないと自分の感情をさばく方向に向かってしまう方が非常に多いんですね。

 

そしてこういった自分が感じている感情をさばいたりとか、その感情を感じている自分を責めること自体が、その人の意識レベルを下げてしまうんです。

 

あるいはこれ他の人に対してもそうですね。「あの人って意識レベル低いよね」というふうに誰かを裁くことも、結果的に自分の意識レベルを下げる方向に作用します。ですので意識レベルを自分や他人を裁くために使うのではなくて、自分自身がより良い人生を送るとか、願いを実現して行くためにどういうあり方を自分が目指したいのか、それを知るための手がかりとして意識レベルの考え方を使っていただければと思います。

 

これからまた別の動画で、意識レベルについて解説をしてまいりますが、ぜひ今日お話した3つの考え方を心の隅っこに留めていただいて、引き続き学びを深めていっていただければと思います。