デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

願望形で願うのはダメとか言ってるやつちょっとこい

おはようございます!宮川直己です。

 

宮川直己

 

よく、
「〜になりたい」「〜がほしい」
というように
「願望形で願ったりアファメーションするのはダメ」
とか言ったりしますよね。


なりたい、ほしいと言うことは今それを手に入れてないからなので、その「手に入れてない自分が叶う」からダメなんだというロジックです。

 

だから
「〜になりました!」「〜が手に入りました!」
と過去形で願いなさいと。

 

この言説、潜在意識をかじったことがある人なら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。僕自身もそう師匠に習いました。

 

だけど経験上、これは違うと思ってます。

 

だって子どもとプロ野球を見に行ったとき、子どもが目を輝かせながら
「僕もプロ野球選手になりたい!」と言ってたら
「なりたいじゃダメだよ、プロ野球選手になりました!って過去形で言わないと叶わないよ」
なんて野暮なこと言わないでしょ?

 

それにあなたもこれまでの人生で
「〜になりたい」「〜がほしい」
と願い、それが叶ったこともあるんじゃないでしょうか。

 

あるいはもっというと
「〜になりました!」「〜を手に入れました!」
と過去形で言ったとて、叶ってない願いもあると思うんです。

 

願望形で願おうが過去形で願おうが、叶う時と叶わないときがある。

 

だから使ってる言葉そのものが本質ではない。

 

大事なのは
「どんな感情でその言葉を発しているか」
「どれぐらいその願いを叶えることを決めているか」
の違いです。

 

たとえば
「僕もプロ野球選手になりたい!」
と目をキラキラ輝かせて言うときと
「毎日仕事つらいなあ。はあ〜、宝くじ当たってほしい・・・」
と言うとき。

 

同じ願望形でも、乗ってる感情が全然違いますよね。

 

潜在意識は「いまここ」の感情を現状維持する方向に作用します。だからどちらがより幸せな未来に向かうかというと前者なんです。

 

そしてもう一つ大事なのが
「どれぐらいその願いを叶えることを決めているか」
という確信度合い。

 

「叶えないという選択肢を完全に捨てているか」ということです。これはむしろ、過去形で言葉にしてみたときに自覚しやすいかもしれません。

 

「年収1,000万円稼ぎました」
「幸せな結婚ができました」
と言ってみたときに、なんかざわざわしたり胸が苦しくなったりしたら、叶えないという選択肢を完全に捨てていないサインです。

 

だからやっぱり、偉い先生がこう言ってたからとか本にこう書いてあったからとか、鵜呑みにしないってマジ大事だと思う。自分の内側から発されているもの、返ってくるものが答えなのだから。

 

ちなみに「叶えないという選択肢を完全に捨てていない」ときには、そこに何かしらのメリットが隠れている。

 

それを掘り下げてみた方がよっぽど願いの実現に近づく気づきが得られるんじゃないかと思います。