あなたが【本当に自分の生きたい道を選択し、理想の自分を実現すること】をサポートします。
出口稀一(でぐち・きいち)
17段階の意識レベル研究家
トランスフォーメショナルコーチ®(※)
児童福祉司任用資格所有
※トランスフォーメショナルコーチ®️とは、梯谷幸司氏によるコーチ養成プログラム「シークレット・スライト・オブ・ランゲージ」修了者が名乗ることのできる肩書きです
1977年長崎県生まれ。FTMトランスジェンダー(35歳まで女性として生活していましたが、現在は戸籍の変更を行い、男性として生きています)。
九州大学卒業後、2002年に福岡市役所に入庁。
児童相談所での児童福祉司(虐待、非行担当)のほかDV対策、人権相談業務など「相談」と名のつく業務を中心に10年間勤務する。
35歳のとき、本当の自分の望む姿(性別)で生きると決め、過去の自分を誰も知らない世界で暮らすために2013年に市役所を退職。WEBマーケティングコンサルタントとして独立。その後、梯谷幸司氏に師事し脳科学、心理学、NLP(神経言語プログラミング)LABプロファイル、催眠療法などを学ぶ。
2016年よりメンタルコーチ(トランスフォーメショナルコーチ®)に主軸を移し、17段階の意識レベルの研究、タッピング・セラピーの習得などにより独自のプログラムを開発。参加者からはビジネス、恋愛・婚活、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などテーマを問わず様々な変化のご報告が寄せられている。
プライベートではアマチュア落語家として活動。
交際12年になるパートナーと神奈川で2人暮らし。
ワークショップやグループコンサルなども、東京都内やオンラインで実施しています。
私は九州の福岡市役所に10年間勤め、児童相談所やDV相談、人権相談担当部署などを経験しました。
児童相談所にいた頃は本当によくも悪くも様々な濃い体験をしましたが、その中でも一番ショックだったことがあります。それは、担当していた子どもから「人の幸せを奪うな」と言われたことです。私の人生の半分の長さも生きていない、それでも人生で味わうあらゆる悲しみを体験してきたようなお子さんでした。それはとても重い言葉でした。
当時は自分なりに子どもの幸せを願って頑張っていたつもりでしたが、そのような言葉を言わせてしまったことのショックと、そうは言っても100%子どもの味方になりきれていなかった弱い自分の後ろめたさ。見ないようにしていたものを一気に突きつけられた想いでした。それから5年ぐらい、コーチングに出会うまではその場面を思い出すだけで喉のあたりがグッと苦しくなり、涙が出てどうしようもない状態が続きました。
「なんのために、何に気づくために、僕はその子にその言葉を言わせたのだろう」
コーチングに出会ったことで、私はこの問いかけを自分に使うことができるようになりました。そして、何度も何度もこの問いかけをくり返した結果、言葉にすると陳腐になってしまうのですが「人間にとっての本当の幸せとは何か」その答えを自分の奥底から導くためだったのだろうと、今では考えています。
私が考える人の幸せとは、
「持って生まれた条件や環境にとらわれず、幸せな生き方、あり方を自分で定義し、選び、実現すること」
「戸籍や”血”を超えて、自分にとって大切な人との関係を紡いでいくこと」
この2つです。
幸せは、生まれ持った条件や運でなれたり、なれなかったりするものではない。幸せになるか、ならないかは自分で決めることができる。自分の人生をどのような場所にするかは、自分で選ぶことができる。
このメッセージをコーチングという手段を使って世界に広げていくことが、私のミッションだと考えています。
ライフワークとして、児童福祉の世界に心理技術を広げる活動を行っています。