こんにちは、【日本一わかりやすい意識レベルの学校】主宰の宮川直己です。
このサイトでは、精神科医デヴィッド・R・ホーキンズ博士の著書「パワーか、フォースか」で提唱されている「17段階の意識レベル(意識のマップ)」についてわかりやすく解説するさまざまな記事や動画を掲載しています。
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「パワーか、フォースか」や「17段階の意識レベル(意識のマップ)」は、内容自体が難解であることや翻訳本特有の読みづらさもあり、難しいと感じる方が多いと思います。そのためネット上にも沢山の解説動画やまとめサイトがあります。
その中でもこのサイトは、「パワーか、フォースか」の内容をそのまま解説・まとめたというよりも、「意識レベルの考え方を活用して、願いを叶えたり理想の人生を実現すること」を目的に情報を発信しています。そのために「わかりやすいこと」と「実践できること」に重きをおいて、脳科学や心理学などの知見も総合して解説しています。
ところであなたは、こんな疑問を抱いたことはないでしょうか。なぜ、同じような環境で、同じような行動をしていても、結果が出る人と出ない人がいるのか。「引き寄せ」は「法則」であるはずなのに、なぜ、うまくいく人といかない人がいるのか。実はこの違いは、「その人がどの意識レベルに住み慣れているか」によって生まれています。
人の意識レベルは、願望を実現させるためのパワーにダイレクトに関わっています。そのため意識レベルの概念を理解し活用できるようになると、人生全体の質が大きく変わっていくのです。
では、意識レベルとは一体どのような概念なのか?どうしたら意識レベルを上げて現実を動かす「パワー」を高めていくことができるのか?くわしく解説していきたいと思います。
人にはそれぞれ、その人が住み慣れている(とどまることの多い)意識レベルがあります。その意識レベルを、デヴィッド・R・ホーキンズ博士は17段階に分類しました。それを一覧にまとめたものが下記の「17段階の意識レベル(意識のマップ)」です。
意識レベルのマップ(「パワーか、フォースか」より引用して作成)
意識レベルは、人が持つエネルギーの量に比例します。高い意識レベルに住み慣れているとエネルギーは高くなり、低い意識レベルに住み慣れているとエネルギーは低くなります。そして、このエネルギー量が願望実現や心身の健康などに影響を与えます。そのため、日頃からどの意識レベルに住み慣れているかによって、その人が体験する現実や人生全体に大きな違いが生まれることになります。
17段階の意識レベルの中では、9番目の「勇気」のレベルと、10番目の「プライド」のレベルがひとつの境界になります。ここを境にして「低い意識レベル(フォースの領域)」と「高い意識レベル(パワーの領域)」に分かれるのです。低い意識レベルに住み慣れている人と、高い意識レベルに住み慣れている人とでは、それぞれ次のような傾向が見られます。
意識レベルが現実に影響を与えるメカニズムを、また別の視点から考えてみましょう。下記の図をご覧ください。これは、「ニューロ・ロジカル・レベル」というNLPの考え方で、人の意識を階層化してイメージにしたものです。
この三角形でイメージ化される「意識」によって、僕たちは自ら体験する現実を創っています。このイメージを理解するポイントになるのは、「形」と階層の「順序」です。
この三角形では、一番上の層に「自己認識(セルフイメージ)」が位置しています。そして次に「信念・価値観」と続いています。そして、上に行くほど面積は小さくなり、下に行くほど面積が大きくなっています。
この図が意味するのは、
「上の階層ほど、小さな変化で現実に大きな影響を与える」
「上の階層が、下位の層に対してより強く影響する」
ということです。
つまりひとことで言うと、上位の階層がより重要(セルフイメージが一番重要)ということですね。
現実を変えたいと願うとき、まず「行動」や「環境」から変えようとする人は多いと思います。もちろんそれでうまくいくこともあります。ですが、「行動」や「環境」を変えても現実が変わらない時は、もっとも影響力の強い「自己認識(セルフイメージ)」や「信念・価値観」から変える必要があるのです。
そして意識レベルは、これらの「自己認識(セルフイメージ)」や「信念・価値観」に強く影響を与えています。だからこそ、意識レベルを変えることで現実も動きやすくなるのです。
なぜ、意識レベルは「自己認識(セルフイメージ)」や「信念・価値観」に強く影響を与えるのか?これも重要なので、かんたんに解説します。
意識レベルがその人のあり方に端的に現れるのは、「ものの見方(解釈の仕方)」です。まったく同じ事象を見ていても、その人がどの意識レベルに住み慣れているかによって、感じ方や反応がまったく違ったものになるのです。
たとえば人生において「会社をクビになる」という出来事に直面する人もいるでしょう。この「会社をクビになる」という出来事を体験したときにも、その人がどの意識レベルに住み慣れているかによって、全く感じ方や反応が違ってきます。
意識レベルのマップの中でも一番低い「恥」のレベルに住み慣れている人は、「会社をクビになるなんて、自分はなんて惨めなんだろう」と感じるかもしれません。(→ネガティブなセルフイメージが育ちやすい)
「怒り」の意識レベルに住み慣れている人は、「俺のことをクビにしやがって!あの上司のせいだ。あいつを絶対許さない!」と感じるかもしれません。(→「世界は敵だらけだ[味方がいない、安心できない]」という信念が育ちやすい」)
「理性」の意識レベルに住み慣れていれば、「この会社で求められることと、自分の資質やスキルがミスマッチだったということだな」と捉え、「では次の転職活動では、自分のスキルや資質と会社の特性をしっかり研究しよう」と考えるかもしれません。(→ポジティブなセルフイメージや「世界は味方だ」という感覚が育ちやすい)
「喜び」の意識レベルに住み慣れていれば、「これでまた新しい仕事にチャレンジできるし、キャリアを広げていくチャンスだな!」と考えるかもしれません。(→ポジティブなセルフイメージや「世界は味方だ」という感覚が育ちやすい)
このように同じ出来事を体験していても、意識レベルによって物事のとらえ方や反応の仕方が変わり、そこから育まれる自己認識(セルフイメージ)や信念・価値観にも違いが生まれていきます。そして上記のような物事のとらえ方や反応の仕方の違いを見ていると、なんとなく、それぞれのその後の人生にも大きな違いが生まれることが想像できるのではないでしょうか。
「なんだ、意識レベル上げるって、ポジティブ思考のことじゃん」と思われた方もいるかもしれません。ですが少しだけ注意が必要です。ポジティブ思考でいることを心がけているけど、現実的にはイマイチうまくいっていない・・・もしもあなたがそう感じているなら、「高い意識レベルの人のものの見方」と、あなたの「ポジティブ思考」には重要な違いがあるのかもしれません。
ポジティブ思考をしているのに現実がうまくいかないと感じている方によく見られる共通点として、「ネガティブ思考は悪いものと思っている」ことが挙げられます。
「ネガティブ思考は悪いもの」と決めていると、
「ネガティブなことは考えてはいけない。でもつい、ネガティブに考えてしまう・・。だから私ってやっぱりダメなんだ」
というように、ネガティブ思考を避けなければと思いこみ、それができない自分を責めてしまいやすくなります。
しかし、そもそも人の脳や意識は「何かを避けよう」とすればするほど、その「避けたいもの」を現実化する方向に作用するようになっています。たとえば「失敗をしてはいけない」と強く思う時、その人の脳内ではいちど「失敗した自分」をイメージし、「そうなってはいけない」と打ち消す作業が行われています。しかし、脳はいちどイメージしたものを現実化する方向に作用するため、この「失敗した自分」を現実化する方向に働いてしまうのです。
つまり、「ネガティブ思考はダメだ」と避けようとするほど、「ネガティブ思考な自分」を現実化し続け、そんな自分を責めてしまう(その結果、ネガティブなセルフイメージが強化される)・・・というスパイラルが続いてしまいます。
いっぽうで高い意識レベルの人は、「すべてのものごとにはポジティブな側面とネガティブな側面の両面があるから、ひとつのものごとを良い・悪いと決めつけることはできない」というフラットな視点に立ちます。これはものごとをジャッジしない態度とも言えるでしょう。
意識レベルの高い人は、ネガティブ思考にすらポジティブな側面があると考えます。ネガティブ思考にも良い面と悪い面が両方あるから「自分がネガティブ思考が得意なら、それを利用しよう」高い意識レベルの人はそのようなとらえ方をします。
このような意識レベルが高い人のものの見方や解釈の仕方を自分の中に取り入れていくこと。意識レベルを上げるアプローチにはさまざまな方法がありますが、これがもっともシンプルで重要な実践方法です。
「日常的な取り組みで意識レベルを上げていきたい!」という方は、下記のワークを試してみてください。
【意識レベルを上げていくための実践ワーク】
(1)日常生活の中で、「嫌だな」「腹が立つな」「悲しい」といったネガティブ感情が呼び起こされる出来事があったら、このように自分に問いかける。
「この出来事を、高い意識レベルから眺めてみると、どのように見えるだろう?」
※高い意識レベルのものの見方=すべての物事にはポジティブな側面とネガティブな側面が両方存在しており、「良い・悪い」というジャッジのないものの見方。
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(2)高い意識レベルから眺めた時の見え方、解釈の仕方に合う思考や行動、発言を考えて、それを実行する。
※重要なことは、「そのような人になるまで、そのような人としてふるまう」こと
僕たちが何かの願いや目標を持つとき、その奥に「いまの現状から抜け出したい」という想いが隠れていることがあります。でも実は、その願いの持ち方そのものが、願いや目標の実現を妨げることがあります。
なぜなら、「いまの現状から抜け出したい」という想いの前提には「いま、よくないことが起きている」「いま、私は幸せではない」という現状認識があるからです。そして潜在意識は、「いまの現状認識を現状維持する方向に現実を創り出す」という習性があります。
つまり、「いま、よくないことが起きている」「いま、私は幸せではない」という現状認識があると、潜在意識は「いま、よくないことが起きている」「いま、私は幸せではない」を現状維持できるような現実・・つまり、うまくいかない現実を創る方向に作用するのです。
願いをスムーズに叶えるためには、「いま、私は幸せでない(いまの現状から抜け出したい)」この現状認識そのものを変えていくことが大切です。実は、願いが叶う直前の人は「この願いが叶っても叶わなくても、どっちみち私はいま幸せだけど、叶ったらもっと良いよね」というぐらいの軽やかな感覚になっていることが多いのです。このような「いま、すでに幸せだ」という感覚が持てるようになると、そこからさらに「いま幸せ」と感じられるような現実が作られていくようになります。なぜなら潜在意識は現状維持をしたいからです。
高い意識レベルでのものの見方を取り入れることは、このような「いま、すでに幸せだ」という感覚を育てることに役立ちます。
今、目の前の現実に対して「人間関係が苦しい」「お金がない」などの理由から「いまの状況を抜け出したい」と願っている方は少なくないと思います。この現状認識を、高い意識レベルの視点からとらえ直すことで、まったく違ったとらえ方が可能になります。その結果、
「私の人生が、豊かでなかったことなど一度もない」
「人生には、感謝できることしか起きていない」
このような感覚が芽生えてくるかもしれません。
すると「現状を抜け出すために、何かをしなければならない」と思わなくなります。この感覚をつかむことが、精神的・物質的な豊かさを実現するためにはとても重要なのです。
心理学や脳科学、潜在意識、スピリチュアルなど「人の内面と、その人が体験する現実のしくみ」を学ぶほど、「表現方法(言葉)は違えど、結局みんな同じことを言っている」ことに気づいている方も多いでしょう。
この「結局みんな同じことを言っている」をわかりやすく可視化してくれるのが、デヴィッド・R・ホーキンズ博士の「17段階の意識レベルのマップ」だと僕は考えています。
ホーキンズ博士が「パワーか、フォースか」で伝えているのは、人類の歴史の中で時代や国を超えて語り継がれてきた「人が幸せに生きるための法則」です。僕自身、意識レベルについて理解を深めることで生き方や人生の豊かさが大きく変化し、また意識レベルを高めるアプローチを用いることで多くの方々が人生を変えていく様子を目の当たりにしてきました。
デヴィッド・R・ホーキンズ博士も、このように述べています。
歴史を通して残されてきた世界中の様々な精神修行は、意識のレベルを上昇させるためのテクニックが配慮されている。(「パワーか、フォースか」より)
意識レベルの学びの中でもっとも僕が大切にしていること。それは「いますぐ幸せになる」「いますぐ豊かな自分として生き始める」ことです。それは「何かが手に入ったら」「何かが変わったら」と、幸せになることを先延ばしにしない、条件つきにしないということでもあります。
今ある現実を高い意識レベルから眺めることで「今すでにある幸せ」に気づくことができます。それが想像を超える可能性をひらく最初の一歩です。それは今、あなたがどのような状況に置かれていようと始めることができるものと、僕は考えています。
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