箱根駅伝、見てますか?
いやー、青山学院大学3区の森田選手、7人抜きの区間新記録、見事でしたね!
箱根駅伝では選手の近くに監督を乗せた車がついていて、選手にアドバイスを送ります。
この3区で青学とトップ争いを演じた東洋大学の酒井監督は、選手に
「慌てないで」
と声をかけていました。
一方で、青山学院大学の原監督は、
「落ち着いて」
と声をかけていました。
これを聞いて、原監督、もしもわかってこの言葉を選んでいるならさすがだな、と思いました。
これら2つの言葉は、一見、同じような意味にも聞こえますが、無意識レベルではまったく逆の方向に働いてしまいます。
青学の強さの秘密は、こんなところにも隠れているのかもしれませんね。
このように、言葉はわずかな違いで無意識レベルでまったく違う働きをすることがあります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
(マザー・テレサ)
この有名な言葉が表すように、
思考と言葉はやがて運命を変えるほどの力を持っています。
一方で「何を言うか?」以上に【重要なあること】に着目している方は、もしかしたら少ないのかもしれません。
その【重要なあること】とは、言葉を発する時の「心理的な背景」と「脳の動かし方を変える言葉の使い方」です。
たとえポジティブな言葉を発していても、そこにどのような「心理的な背景」があるかによって、生まれてくる現実は全く違ってきます。
ポジティブな言葉しか口にしていないはずなのに、なぜか現実がうまくいかない・・・という人は、その「心理的な背景」にその根本原因が潜んでいます。
また、ちょっとした【言葉の使い方のコツ】を知らないことによって、願いと真逆の方向に脳を働かせている方も少なくありません。
私たちは、書店やインターネット上で、数々の素晴らしい言葉に出会うことができますが、それらの言葉によって人生を変えていける人が少ないのは、
◎言葉を発する時の”心理的な背景”に気をくばっていないこと
◎脳の動かし方を変える、正しい言葉の使い方をしていないこと
が原因です。
今回のイベントは、理想を実現するために重要な、言葉の”心理的な背景”に目を向け、”脳の動かし方を変える言葉の使い方”を体験いただくためのワークショップです。