僕のコーチングや講座を受けられる方には第1子の方が多いです。
第1子のあるあるがあります。
💁♂️6/1スタート!募集は5/25(日)まで
内なる声を聴き、自分とつながる90日間集中講座
第1子の方って、生まれたときは両親や祖父母など周囲の大人からの愛情や関心を一身に集めることが多い。ところが弟、妹が生まれた瞬間に、それまで自分に向けられていた愛情や関心が一気に奪われたように感じる(事実はそうでなくてもそのように解釈してしまう)。
幼い子どもにとって大人からの愛情や関心は命にかかわることなので、この「弟妹の誕生」が大きな喪失体験になることがあるのです。
ところが、ある時に気づきます。
家の中で役立つことをしたり、感情を我慢をしたり、ほしいものを弟妹に譲ると
「お兄ちゃんはえらいね」
「お姉ちゃんはえらいね」
とほめられる。
こうすれば親からの愛情や関心を取り戻すことができると学習するのです。
その成功体験を重ねるうちに「私は役に立ったり、我慢をしたり、ほしいものを譲ると愛される」という思いこみが形成される。
同時にその裏返しで「私は役に立ったり、我慢をしたり、ほしいものを譲らなければ愛されない」という思いこみも作られていきます。
この思い込みが修正されないまま大人になると、自分でも無自覚のうちに役立つ自分でいようと過剰に頑張りすぎたり、素直に感情表現することやお金・愛情・サポートを受け取ることが苦手になることがあります。
第1子でなくても親の期待に応えるとほめられたり安全が確保できたとか、逆に親の期待に応えないと罰を受けるなどの経験があると似たような影響が出てくる人もいます。
これを解除するためには、今まで自分を縛っていた思い込みを手放すことが必要で、そのために大切なことは「あなたにとって重要な相手からがっかりされる勇気を持つこと」です(重要な相手とは、例えば親やパートナー、メンターなど。特定の相手が思い浮かばない場合は「世間」をイメージしてください)。
言葉を変えると、その相手に対して「私はあなたが期待しているような人間ではありません」と示すことが大切なのです。
相手からの愛情を失うことを恐れて今まで言えずにいた
つらい、しんどい、嫌だ
本当はやりたくない
本当はこれがほしい
本当はこれがやりたい
を言っていくということです。
これはとてもこわいことだと思います。でも、人はNO(やりたくない)を先に言わないと自分の中のYES(やりたい)は聞こえてこないものです。
そして、あなたが「本音の自分」を生きようとするとき、誰かが悲しんだり怒ったりするならその相手もまた、自分の人生を生きることに向き合うべき時なのかもしれません。
我慢と引き換えに愛情を得ようとするのをやめて「私はあなたの期待通りに生きることをやめます」と宣言した時、人生は変わり始めます。
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