北陸旅行の最終日。今日は富山に移動し、まずはガラス美術館へ。
現代ガラス作家の巨匠デイル・チフーリの作品に圧倒されてきました!
芸術家の内的な世界とは、本当に制限がないんだろうなあと思います。
一切の制限のない内的世界でイメージしたものを、有限の物質世界に落とし込み作品として表現する。
それが芸術家としての最高の自己表現となり、自己実現となり、世界に価値をもたらす。
それはきっと「自分はガラス細工だから」とか、「自分は絵描きだから」とかの物質ありきのスタートではない。それはあくまで表現方法であり、手段に過ぎないものだから。
僕たちのような、芸術を生業としない人々にも、同じことが言えるのかもしれません。
有限の物質世界。目に見えるもの形あるものにとらわれ、そこから発想を始めようとすると、本当の自分として生きることから離れてしまうのだろう。
はじまりはいつも無限の内的世界。それを有限の物質世界(現実)と折り合いをつけながら、表現していく。
それによって、最高の自己表現、自己実現、生きる目的の実現が達成されていくものなのかもしれません。
その後は富山城を見学し、新幹線の出発まですこし時間があったので、スターバックス富山環水公園店へ。
このスタバは2008年、スターバックス社内におけるストアデザインアワードで最優秀賞を受賞し「世界一美しいスタバ」と呼ばれています。
他にも国内で同賞を受賞したのが福岡大濠公園店(2010)太宰府天満宮表参道店(2011)だそう。
おお、僕、全部コンプリートしてるやん!という小さな喜びもありました(笑)
富山駅の新幹線構内にあった鮨のオブジェの前で記念撮影をして、今回の旅は終了です。
思い返せば2013年に市役所を退職してから、仕事仕事で、連れ合いとゆっくり旅行したのは6年ぶりでした。
その間彼女にはたくさん寂しい思いをさせてきたので、久しぶりに連れ合い孝行ができたかな。
という想いもありますが、シンプルに自分自身も楽しかったです!
旅先での優しい人々との出会いやインスピレーションとともに、一つの節目にもなった充実した旅でした。