デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

「私と仕事どっちが大事なの?!」

というフレーズを久しぶりに聞きました。

(ちなみに僕が言われたわけではありません^^;)

 
「私(家庭)と仕事、どっちが大事なの?!」

と女性が男性に聞くとき(または男性が女性に聞くとき)、その質問の奥にあるのは

「この人、私(家庭)と仕事どっちが大事なのかな〜?知りたいから聞いてみよう!」

という純粋な疑問ではないですよね。

 
それは、ほとんどの場合

「仕事よりも私(家庭)が大事にされていない!」という認識があり、

その奥には

「私(家庭)をもっと大事にしてほしい」

という想いがあり、

その奥には

「さびしい」

「困っている」

「わかってほしい」

「しんどい」

などの想いがあったりします。

 
「私(家庭)と仕事、どっちが大事なの?!」

という質問に限りませんが、表面化している言葉やふるまいの奥には”想い”があるのです。

 
そして、その想いを思い切って伝えてみることで、びっくりするほど相手も自分も安心できたり、より深い相手への理解が生まれたりします。

 
ですが、

・そんなことを言うのはプライドがゆるさない
・私にそんなこと言う権利はない
・そんなことを言っても仕方ない という信じ込みとか

・言う前に察するべき 
・男はこうあるべき、女はこうあるべき という「べき論」とか

・どうせ私は大切にしてもらえない
・どうせ私の言うことはわかってもらえない というセルフイメージ

なんかが素直な想いの表現を邪魔してしまうのですね。

 
「素直な想いを伝える」

とは、言葉にするとシンプルですが、パートナーや家族など大切な相手ほど、無意識にそれができなくなってしまうことがあります。

 
ですが、「私(家庭)と仕事、どっちが大事なの?!」と言う質問では、どんな返事が返ってきたとしても自分の本当の想いは満たされず、そのフラストレーションをさらに相手にぶつけてしまうことになりがちです。

 
良好なパートナーシップや家族関係を築くコツとは、自分自身が、発言やふるまいの奥にどんな想いを抱いているのか?に気づき、それを素直に表現していくこと。

 
そして同時に、相手の表面化している発言やふるまいの奥にも”相手の想い”があることを知っておくこと。

 
そして、その相手の想いを知ろうとすること。想像で決めつけないことも大事ですね。