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6歳までの記憶が人生全体に影響する

「意識のパワーレベルを上げ、現実を動かす」5日間メール講座の読者の方からご質問をいただきましたので、回答しますね。

出口先生のブログを拝見してとてもわかりやすくお優しいエネルギーの方で、さらに勉強になるので、メルマガ登録させていただきました!

今回のメルマガで質問です。
【記憶→前提→思考パターン】は、潜在意識ということですが、出口先生のおっしゃる、ここでの記憶とは、小学校の思い出の記憶とは違う記憶でしょうか?記憶は思い出せるから知覚できるものなのかな?と素人ながら思ってしまいました。

 
ご質問ありがとうございます!

 
このご質問は、僕がいつも使っている「意識が現実化する流れ」図の中で、「記憶」が潜在意識(無意識)の領域に配置されていることについてのご質問ですね。

ご質問のとおり、記憶というものは、表の意識・潜在意識のどちらにも保存されています。

 
「記憶」が保存されている意識の領域で区別すると、下記の3種類に分けることができます。

  • a.すぐに思い出せるもの:表の意識(顕在意識)
  • b.ふだんは忘れていても、何かのきっかけで思い出す記憶:潜在意識→表の意識
  • c.思い出せない(知覚できない)記憶:潜在意識

 
bは例えば、「思い出の人や場所に再会して、忘れていた記憶を思い出した」などの記憶のこと。あるいは、忘れていたトラウマ的な記憶が、安心な環境が整ったり、セラピーなどをきっかけに呼び起こされることなどもあります。

 
cは例えば、物心つく前の記憶などです。「三つ子の魂百まで」という諺があるように、幼少期の記憶(だいたい6歳ごろまで)は人生に大きく影響しますが、物心つく前の記憶を思い出すことはほとんどできませんよね(例えば「胎内記憶」を持つ子どもたちのように、思い出せる人も一部はいるようです)。

 
認知学の世界では、人の行動のうち、表の意識(顕在意識)が関与しているのはたったの5%であり、思考・行動・感情・ふるまいの95%は潜在意識によって決定されると言われています。つまり、現実への影響力はc>b>aとなるのですね。

 
そのため、現実的な変化を創っていくためにはこの優先順位で記憶を調整していくと効果的なのです。

 
僕の心理プログラムでは、aやbの記憶については主にNLPの技術を使って記憶の構造を変化させたり、cについてはタッピング・セラピーで記憶から生まれた「心と体のひずみ」を解消するアプローチをおこなったりしています。

 
今回は少し知識的な回答になりましたが、理解を深めていただく一助になると幸いです。

 
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