デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

【ご感想】主人との空気、職場の人間関係に変化がありました

今日は、継続セッションを受けられている方からいただいたご報告と、その変化をもたらした心理的メカニズムを解説します。

 

主人との空気が、どんどん柔らかくなってきたように思います。

 

外出先でも、お互いちょっとした事でイライラ感が伝わってたりしたのが、ずい分減りました。

 

主人も変わってきました。

 

例えば頼み事をしても、放ったらかしになっていたのが、今は頼んだあと、知らない間にしてくれていたり…それを”あ、してくれている”と、素直に喜べるようになりました。

 

他には、先週職場で送別会がありました。
職場全体でたくさんの人が集まったのですが、そういう場ではいつも楽しい反面、どこか疲れてしまって”早く帰りたい”と思ってました。

 

が、その時は変な気疲れが全くなく、人との会話を楽しめて久々に”楽しい”気持ちをいっぱいに感じました。

 

参加した周りの人も一緒に、楽しいと感じているのが伝わりました。

 

このクライアントさんに取りくんでいただいたことのひとつが自分が機嫌よくいることに主体性を持つということです。

 

具体的には、毎朝「今日1日を最高の1日にします」と宣言し、その意志を持って1日を過ごしていただくことでした。

 

人間関係は「北風と太陽」

人間関係の悩みを抱える人、人間関係に悩まない人。

 

この両者をわける特徴のひとつが
「他人に自分の機嫌を取らせようとしているか」
「自分で自分の機嫌を取ろうとしているか」
という違いです。

 

他人に自分の機嫌を取らせようとして、その試みに失敗する(相手が自分の期待どおりにふるまってくれない)ことで、僕たちは「自分が大切に扱われていない」という傷つき感、悲しみ、怒りを感じます。

 

それらの傷つき感、悲しみ、怒りを避けようとして、
「私の機嫌をとって!」
「私を大切に扱って!」
と相手に求めれば求めるほど、相手は居心地の悪さやその”要求”に対する反発を感じるようになります。

 

※この”要求”は多くの場合、無意識のうちに行われます。

 

相手を自分の望み通りに動かそうとすることは童話「北風と太陽」に出てくる北風のようなコミュニケーションです。

 

この「北風型コミュニケーション」で自分の”要求”どおりに相手を動かそうとがんばるほど、相手を固く閉じさせることになります。

 

その結果、お互いにとって心地よい人間関係が築けなくなってしまいます。

 

逆に「自分で自分の機嫌を取ろう」とする人は、他人に”要求”しません。

 

自分で自分を機嫌よくさせることでその心地よさで周囲を照らす「太陽型コミュニケーション」です。

 

太陽の心地よい光に照らされることで相手は自ら重いコートを脱ぎ、リラックスすることができます。

 

相手を動かそうとしたり、相手の言動に一喜一憂する必要がないため、自分自身もまたリラックスすることができます。

 

自分が心地よく機嫌よくいることが、自分にも相手にとっても心地よい人間関係を作っていくのです。

 

自分で自分の機嫌をとること。

 

「今日1日を最高の1日にします」という宣言を使い、その意志を持って1日を過ごすこと。

 

もしもあなたが、人間関係に悩みを抱えているならぜひ、この宣言を毎日の中に取り入れてみてくださいね。