デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

私の内面は、瞬間ごとに変化している

私の内面は、瞬間ごとに変化している

 
「自分が嫌いな自分」
「自信がない自分」
「人の成功を喜べない自分」
「いつも、なぜかうまくいかなくなる自分」

こんな自分を変えたい、のに変えられない。

「今度こそ変わる!」と決意しても、その決意を揺らがせるような出来事が起きたり、ネガティブな思考や感情が生まれてきたりして「やっぱり私は、変われないんだな・・・」と決めてしまう。

そんな方って多いと思いますし、私自身も、ほんの数年前までは「自分を変えるのって、本当に難しい」と思っていました。

そして、「私は変われない」という心理的な「前提」を持っていると、それを証明するような現実が展開されます。

一方で、私たちの内面は、一瞬、一瞬ごとに変化しているという事実もあります。

たった1分の間でさえ、私たちの思考や感情は細かく変化します。思考や感情には形や制限はないからです。いくらでも変化することができます。1分前の自分は、過去の自分。

そして重要なことは、「過去の自分が存在する証拠はどこにもない」ということです。確かにあるのは、過去の自分を見ている、今の自分だけです。

これまで、過去の自分を、過去の延長線上で自動再生してきたとしても、「今」この瞬間から、新しい自分を選択していくこともできます。

たとえば、誰かに対して「みにくい」(これもただの解釈にすぎないので、真実ではありません)感情を抱いてしまった自分がいたとして、その1分後に、「ああ、こんな想いを持ってしまう自分って、嫌なやつだな」と自分を責めてしまうこともできるでしょう。

一方で、「さっきはたまたま、そんな想いを感じていたけど、今、自分はどういう状態でいたいだろう?」ということに意識を向けることもできます。そして、自分にとって心地よい、理想の状態を瞬間ごとに選択しなおすこともできます。

自分を責めてしまったら、「あ〜、私は、自分を責めたかったんだな」と認めて、そんな自分を「おしまい」にして、新しい自分を選択しなおすこともできます。

無意識に、過去の自分を自動再生して生きるか?

理想の自分、目的を実現するために好ましい自分を、瞬間ごとに選択して生きるか?

あなたは、どちらの選択肢も選ぶことができます。

瞬間ごとに、自分のあり方を選択するだけ。それだけで、現実は変化していきます。