【前編】軽く扱われる人の話し方、一目置かれる人の話し方の中で、「軽く扱われる人の話し方」として次のような例を紹介しました。
こういった話し方の癖がある人は、一つでもできることから改善していくと対人関係に良い影響があります。
具体的には、
上記のような話し方を意識すると良いでしょう。
また、
といったような話し方やふるまいも、対人関係の悩みの解消に良い影響があります。
そしてここからは、より本質的で重要な話をしたいと思います。
人間関係には「自分対自分の関係が、自分対他人の関係に投影する」 という法則があります。
自分で自分を馬鹿にしたり軽く扱っていれば、他人からも馬鹿にされたり軽く扱われる。逆に自分に誇りを持って大切に扱っていれば、他人からも敬意を払われ大切に扱われるということです。これは仕事や恋愛などあらゆる人間関係において共通する法則です。
たとえば 「既婚者ばかりに声をかけられる」 という女性がいますが、そのような人は男性に 「この女性は自分のことを 大切にしてなさそうだから不倫関係でも受け入れてくれそう」 と感じさせているケースも少なくありません。
仕事においても恋愛においても軽く扱われることに悩んでいる人は、まず何よりも「自分自身を大切に扱う」と決めることが大切です。
具体的には、
などのような生き方を少しずつしていくと、 人からの扱われ方も変わっていきます。
またこのように生き方を変えていくためには、自分が大切にしたい価値観を知る必要があるので
という問いかけを日々、自分に対して投げかけていきましょう。
こういった抽象的な質問にはすぐに答えが浮かばないという人も少なくないので、心配しなくて大丈夫です。ただしそんな人ほど、くり返し自分に問い続けることが大事なのです。
またその答えは、人に自慢できるような立派なものでなくても大丈夫です。どんな本音でも自分の思いを認めることが、自分を大切に扱うことの第一歩になります。
今日、お伝えしたことを行動に移すには最初は勇気がいると思いますが、人生は一度きり。自分を誇れる生き方を取り戻すために、初めの一歩を勇気を出して踏み出してほしいと思っています。