継続セッションにご参加いただいているクライアントさんより、アトピーの症状の変化についてご報告を頂きました。
この夏、アイスを食べて、”アトピーやめる”、”とにかくやってみる”の大きな気づきがありましたので、感想を書きます。
私は、子供の頃よりアトピーがあり、酷い症状を何回か経験してきました。
回復はしていますが、症状は出ます。
食べ物に対して、あれはダメ、これは良くない。というマイナスな意識が強く、反面、お菓子のまとめ食いをしては、自分を責めていました。無意識に、自分の肌を普通肌の人と比べて罰する癖もありました。
セッションは、アトピーの相談ではなかったですが、今を充実させるワークとして、”好きなものを食べたいように食べて下さい。”というお題が出ました。
お菓子は、たくさん食べたら、それで良し、良くない設定した食べものは、食べたければ、楽しく食べる事に意識を向けました。
アイス最中を食べた時、感動でした。
アイスは、アトピーに一番悪い。と、昔、医者に脅され、私の禁止最高値の食べものでした。
本当は好きなので、食べて良い。と自分にOKを出せた事が嬉しかったです。
箱アイスも買い、毎日食べました。子供の頃に食べた思い出のアイスです。
不思議な事に、前より明らかに肌の調子が良いのです。
色々食べ物を我慢しても、アトピーは繰り返してきたのに、禁止やめたら、むしろ良いのです。
肯定して食べると、単純に幸せです。
人の肌と比べなくなりました(比べても何の意味もない)。
“アトピー、辞めました、よろしくね。”と自分に言っています。自分の身体ですから、そうします!
良くしたい事に対して、何かが解決すれば…とあれこれ思索しても堂々巡りで、結局は、とにかくやってみる。なんだなー。
根底を覆す意識の方向転換でした。
宮川さん、ありがとうございます。
誰かと自分を比較したり、認められたいという想いの背景には、自分で自分を満たしきれていない、ありのままを受け入れていないセルフイメージ(自己認識)の課題があります。自分で満たせていない自分自身を、他人を使って埋めようとしているのですね。そして、それに失敗した時に、私たちは「傷つき感」を感じます。
逆に、今の自分が十分に満たされると、他人と自分を比べる必要がなくなります。このクライアントさんがおっしゃるように、「比べても何の意味もない」という感覚が育っていくのです。
また一方で、病気とメンタルの要因という側面からみると、皮膚の症状とは、他者との関係性の中にある葛藤の表現でもあります。
つまり、今回のクライアントさんの変化のプロセスの背景には、次のような流れを見ることができます。
そして、何よりも注目すべきは「自分の身体ですから、そうします!」という言葉。
それは、あらゆるテーマにおいて「自分の人生ですから、そうします!」という宣言と同義です。
「決めたから、そうする」というシンプルな体験をご自身で創り出されたことは、今後、このクライアントさんの人生全般に渡り様々な変化を創り出していくでしょう。