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そこにどんな意味をつけていたのか?

以前、真弓貞夫先生という小児科医の先生のドキュメンタリー映画を見に行ったことがあります。
その中で真弓先生がおっしゃっていた言葉。
  

子どもに熱や咳、下痢などの症状が出ると、親御さんは心配するが、これらは全部「異物を外に出している」症状。
外に出せているということは、心配しなくて大丈夫だし、むしろ良いことなのです。

  
この言葉を聴いた時、ああ、自分は熱、咳、下痢などに、無意識のうちに「良くない」という意味づけをしていたな、ということに気づきました。

参考に、次の記事を読んでみてください(読んだら戻ってきてね!)
ストレスは健康の敵ではない?
  
  
読みましたか?

さて、この記事からわかること。

それは、ストレスそのものが悪さをするのではなく(むしろ、ストレスは健康に役立っていることがこの記事からもわかります)ストレスは悪いものと決めることが、問題を創り出していたということです。

そして、ストレスにかぎらず、私たちが日頃「問題だ」とみなしていることは、ほとんどの場合、それ自体が問題なのではありません。それを「悪いもの」と決めることが、問題を創り出すのです。

私たちは普段から、無意識のうちに、様々なものに「良いこと」「悪いこと」というジャッジをしています。

例えば・・・
孤独は悪いこと。
喧嘩は悪いこと。
貧乏は悪いこと。
病気は悪いこと。
失敗は悪いこと。
嫌われることは悪いこと。
迷惑をかけることは悪いこと。
恥ずかしいのは悪いこと。

このように、何かについて「悪いこと」とジャッジをすると、当然に、それを避けることにフォーカスしたり、不安・恐れ・罪悪感・恥・怒りなどの感情をより多く感じることになります。この時、人は本来持っているパワーを奪われている状態なので、物事がうまくいきにくくなるのです。

逆に、「全てのものごとには良い面・悪い面が同時に存在しており、何か特定のものごとを取り上げて良い・悪いと決めることはできない。ただ、必要なことが起きているだけ」という見方・とらえ方は、人の本来持っているパワーを高めます。
※実際に、成功者と呼ばれる人ほど、上記にあげたようなものごとに対して良い面を見出しています。

不安・恐れ・罪悪感・恥・怒りなどの感情が刺激された時というのは、自分がいつの間にか持っていたジャッジに気づくチャンスでもあるのです。

(ということは、不安・恐れ・罪悪感・恥・怒りにも、良い面があるということですね!)
 

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