デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

「がんばる」のはよくない?

「がんばります!」というと、「がんばらなくていいよー」とわざわざ訂正されることがあります。

確かに「がんばる」という言葉が負担になる人もいるので、この言葉の使い方に配慮する人が増えたのは良いことかもしれません。僕自身も、不用意に使うことはしません。

でも、
がんばることは本当によくないことなのか?
というと、かならずしもそうじゃない。

例えば、僕はたまにフルマラソンを走ります。だいたい20キロも過ぎるとしんどくなって、やめたくなりますが、がんばる。そしてゴールすると、がんばってよかったなあと思うんですね。

スポーツにかぎらず、仕事でも、趣味でも、がんばったからこそ得られる喜びや結果はあるものです。

そして、逆に、「がんばるとうまくいかない」「がんばるほど辛くなる」という場合もあります。

じゃあ、うまくいかないがんばりと、喜びや成功に繋がるがんばりって何が違うのか?というと、下記の2点だと思います。

喜びや成功に繋がる頑張りとは・・・

  • 自分のためであること(犠牲者にならないこと)
  • 恐れを避けるためではなく、目的のためであること

例えば「子どものためにがんばる」というと聞こえはいいですが、自分の想いを我慢して犠牲者になってしまうと、相手にその見返りを期待してしまいます。そして、他人に対する期待は裏切られると不満になるし、逆に、相手がその期待に応えようとして犠牲者になってしまうこともあります。

あくまでも、がんばるのは自分のため、が鉄則です。

そして、がんばらないと(or がんばって結果を出さないと)愛されない、認められないなど、恐れていることを避けるためのがんばりも、しんどくなります。この時、がんばればがんばるほど、その恐れているものが無意識下で強化されて現実に投影していきます。

何かを避けるためにがんばろうとしていないか?がんばることによって得たいこと、達成したいことなどの目的は明確になっているか?をチェックしておくと良いでしょう。

この2点を押さえた上でなら、どんどんがんばったらいいと思うのです。
 

11/11(日)@東京 「お金と人間関係」がテーマのワークショップを開催します!