デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

マイナス思考は悪いものじゃない。使えばいいだけ。

「マイナス思考になってしまうので、どうにかやめたいんです」

とご相談を受けることも多いのですが・・・

 
それはもったいない!

マイナス思考は才能であり、それは使えばいいだけ!です。

 
これはマイナス思考にかぎらずですが、「みんなが言っていること」「一般常識」を、無自覚に自分に適用しないことってめちゃくちゃ大切です。

 
「マイナス思考はよくない」「ポジティブ思考にならなきゃ」と誰かが言っていたとして、その信じこみを自分も使うか、使わないかは自分で主体的に決めていいのです。

 
さて、マイナス思考もうまく使えばとても役に立つものです。

 
例えば「何か不安なことがあると、つい悪い方向に考えてしまうんです」という人もいますが、これはむしろ良いこと。

 
なぜならたとえ「悪い方向」であったとしても、その意識は未来に向いているから、なんですね。

 
未来に意識を向けることは、それだけで現実を動かしていく力になります。

 
逆に「マイナス思考はよくない」「悪い方向に考えてはいけない」と自分の思考を縛ろうとすればするほど、意識は身動きが取れなくなり、現実を動かしていく力は生まれません。

 
だからむしろ「こうなったら最悪だな」「こういう状況は避けたいな」という、”最悪の状態”を想定して明確にしておきましょう

 
ただし、”最悪の状態”を想定するとき「うわぁーこんな事態は避けたい!」と恐れるだけだと、かえってそのイメージした恐れを現実化させる方向に作用します。

 
マイナス思考を有効活用するには、最悪の事態を想定すると同時に「それが起きた時にどう対処するか?」を考えておくことがポイントなんですね。

(できればAプラン、Bプラン、Cプランのように複数の選択肢が用意できればベスト)

 
「最悪の状態が起きたとしても、その時はこう対処すればいいんだ」ということがわかっていれば、「その事態は絶対に避けたい!」という想いを和らげることができます。

 
これが「恐れを手放す」ということなんですね。

 
恐れが手放されると、脳はそもそもその恐れている状態をイメージすることもなくなりますから、現実化もしにくくなるのです。

 
よく誤解されやすいのですが、人を本当に強くする自己信頼とは「私はできる」「絶対にうまくいく」という感覚でありません。

 
多くの人はその感覚を「自信」と呼び、求めますが、「私はできる」「絶対にうまくいく」という感覚は、実は脆いものなのです。

 
なぜなら、いくら「私はできる」「絶対にうまくいく」と信じ込もうとしたところで、人生、うまくいかないこと、成功しないことはいくらでも起こりうるからです。

 
「うまくいくかどうか」「できるかどうか」に焦点を強く当てる限り、結果次第で「私」の自己価値が左右される可能性をはらんでしまいます。

 
人を本当に強くする自己信頼とは、「失敗しても私は大丈夫」という想いなんですね。

 
想像してみてください。あなたの前に、幅1メートルの一本道があります。

 
その10メートル先に目的地がある。

 
この時、道の両脇が断崖絶壁だったら、あなたはその道をスイスイ前に進んでいけるでしょうか?難しいですよね。

 
ほとんどの人は、「絶対に転んではいけない」という恐れから身動きが取れず、前に進めなくなるでしょう。

 
それでは逆に、道の両脇にもただ、平地が広がっていたとしたら、どうでしょう。

 
サクサク進んであっさり目的地に到着できそうですよね。

 
それと同じで、人は「転んでも大丈夫」と知っていればこそ、全力で走ることができるものなのです。

 
「転んでも大丈夫」と知るためには「転んだらどうなるか?」というマイナスの事態を想定して、対処法を考えておけば良いだけなんですね。

 
自分の中にあるあらゆる思考や感情は、自分の可能性を最大に発揮するために利用すればいいだけなのです。