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「ない」前提で何かを求め手に入れても、その先に続くのは「ない」世界

今日は渋谷で友人とランチミーティングをしていました!

  
話の流れで、「6年前、出口さんはそもそもどうしてサラリーマンをやめたの?」という話題に。

  
改めて思い返すことで気づきがあったのでシェアしますね。

  
僕は福岡市役所で35才の時まで、当時は女性として働いていました。

 
(髪もショートでしたし、パンツスタイルだったので、当時と今でもさほど外見は変わっていませんが^^;)

  
児童相談所で目の前の相談やトラブル対応に走りまわる日々を過ごしたあと、現場を離れて本庁勤務になり、張り詰めていた緊張が解けて。

  
ふと自分の今後の人生を考えた時、まずは自分自身のクリアになっていない課題を解決したいと思ったんですね。

 
その課題とは、自己認識にあった性別として生きていくこと。

  
そのために名前や身体を変えることを考え始めたのですが、だったら、「女性だった自分」を誰も知らない世界で、すべての人間関係をリセットして生きていきたいと思ったのです。

 
心配してくれた上司や同僚の一部には本当の理由を打ち明け、理解して応援してくれる人もいれば、離れて行った人もいました。

 
その時は心も痛みましたが、未来の希望を見ることで紛らわすことができました。

 
この時は、「身体と名前を変えたら、本当の自分として生きられて、幸せになれる」

 
そう信じていたんですね。

 
そして、役所を辞め、身体を変え、性別を変え、男性としての人生をスタートしたのですが・・・

 
その先に待っていたのは、常に「自分の元の性別がバレるのではないか」とビクビクしたり、「いくら手術をしても、完全な男性の身体にはなれない」という虚しさだったのです。

 
結局、「ない」前提から何かを求めて手に入れても、その先に続くのは「ない」世界。

 
「ない」前提が変わらなければ、不足からくる悩みは消えることはありません。

 
僕より先に身体を変えた同じ悩みを持つ友人が、「身体を変えたって何も変わらないよ〜」と言っていたのが、その時初めてわかったのでした。

 
「今の自分にはこれがない。だからこれさえ手に入れば幸せになれる」

 
このような願いを持ち、ご相談を受けることも多いですが、この願いの持ち方がそもそもズレているのです。

 
「今、そもそも自分は満たされているし幸せだけど、それが手に入ったらもっと良くなるよね」

 
内面的にも満たされ、現実的にもうまくいくためには、この感覚を育てていくことが超!重要です。

 
セッションの中で、僕がもっとも重点的に行うのもこの部分だったりします。

 
この感覚がつかめるとホント、体験する世界が変わっていきますよ〜


今日、入ったスタバにて。お手拭きにメッセージを書いてくれてました^^