デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

人の失敗や不幸を望んでしまう時には

「人の失敗や不幸を望んでしまう」
そんな自分に悩んだり、自分を責めたり、落ち込んでしまうことはありませんか?
僕もそんな時がありましたよ^^

自分がうまくいっていない時、誰かのうまくいっている姿を見ると、置いてけぼりになるような、自分の価値のなさを突きつけられるような、そんな気がしていたのかもしれません。

潜在意識は自分と他人を区別しませんから、誰かの失敗や不幸を望むことは、その想いを自分に対して向けているのと同じ。

そう、頭ではわかっちゃいるけど、その思考を切り替えるのが難しかったりします。

そして、
「人の失敗や不幸を望んでしまう自分は最低だ」
「そんなことを思ってはいけない」

と自分自身や想いを否定しようとする。

ですが、意識を向けたものが拡大するという原則がありますから、自分の想いを否定すればするほどその想いを強化することになってしまうんですね。

ノートに全部書き出す

そんな時は、ノートとペンを用意して、自分の中に浮かんだ想い、言葉、感情などありったけを書き出してみましょう。

ポイントは、「こんなことを想ってはいけない」などとジャッジしないことです。

想うままに書き出していくと、ふと、過去の記憶や何かの映像が浮かぶことがあるかもしれません。それは一見、関係のない記憶や映像に思えることもあるかもしれませんが、それも書き出していきます。

そして、その記憶の場面にいた時に、「本当は何を感じたかったのか」「本当は、誰に何を言いたかったのか」「誰に何をしてほしかったのか」を自由に書き出してみてください。

自分の内側にある想い、言葉、感情を紙に書き出していくと、それらを客観的に見ることができるようになります。客観的に見るということは、それらの想いや感情と自分自身を切り分けるということでもあります。

この「想い・感情と自分自身を切り分ける(別の存在だと気づく)」ことがとても重要で、それだけで変化が始まることもあるのです。

「人の失敗や不幸を望んでしまう」想いが出てきたら、そのたびに、自分の内側のありったけをノートに書き出すことを続けてみてください。

自分を癒す

「人の失敗や不幸を望んでしまう」想いは、一言でいうと自分の中に癒されていない何かがあるよ、というサインです。

そんな自分自身をしんどい!変えたい!と強く想う時というのは、そんな自分を癒すべきタイミングなのかもしれません。

「自分を癒す」とは奥深いテーマでもありますが、自分の内側に存在するあらゆる想いや感情をジャッジせず、ゆるすことがその第一歩となります。

あらゆる想いや感情の存在を、ただ眺める。

「ああ、私はまだ人の幸せを願いたくないと思っていたんだな」と、客観的にただ眺めていればOKです。

 

心理的な前提を変える

人の幸せを願うことができにくいその背景には、

「幸せは世界に有限だ(だから、人が幸せになると自分に回ってこない)」
「私の価値は、他者との勝ち負けで決まる(だから、人に負ける私には価値がない)」

という心理的な前提があります。

これらの前提を、

「あの人にできるなら、私にもできる」
「私の価値を決めるのは、私でしかない」

に変えてみる。

前提を変えるとは、ものごとを見る立ち位置を変えてみることです。

「あの人にできるなら、私にもできる」
「私の価値を決めるのは、私でしかない」

という立ち位置から、誰かの成功や幸せを眺めてみると、どのような見え方や感じ方がするでしょうか?

その新しい前提(立ち位置)から見えたもの、感じたもので自分を満たしてみましょう。

新しい前提は「育てていく」ものですから、すぐにこの前提がしっくりこなくても大丈夫です。

「あの人にできるなら、私にもできる」
「私の価値を決めるのは、私でしかない」

この立ち位置から眺めたら、どう見えるかな?どう感じるかな?を、その都度、体験の中に取り入れていくことの積み重ねで、新しい前提は育っていきます。

 
 

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