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「お金」教と「人の目」教

「お金とは宗教だ」と言われたりします。

 
多くの人が盲目的にその価値を信じていて、無自覚のうちに支配され、服従しているもの。という面を見ると、確かになるほどなーと思います。

 
お金とは神であり、自分のやりたいことや、やりたくなくてやめたいこと、人との繋がりや、時には命よりも、お金が上位に位置づけられる。

 
「金の切れ目は縁の切れ目」ということわざや、借金のために命を絶ったりすることも、その表現のひとつですよね。

 
そして何よりも大切な自分自身に対する認識ですら、持っているお金の量によって決定されたりします。

お金だけでなく、多くの人が知らないうちに入信(?)しているのが「人の目」教かもしれません。

 
自分のやりたいことや、やりたくなくてやめたいことよりも、「人の目」や「人に嫌われないこと」が上位に位置づけられる。

 
他人からの評価によって、自分自身の価値が決定される。

 
こう考えると、人とお金の関係によく似ていますよね。

 
お金にしても人の目にしても、本来、人生の一要素に過ぎないものに力を持たせ過ぎることが、あらゆる悩みごとの元になります。

 
信じたいものを信じるのはもちろん自由ですが、無自覚のうちに信じこんでいたことに気づいたら、その信仰を続けるか、続けないかは自分で決めることができます。

 
あなたにとっての「神」とは、あなたの世界を支配するものは、何ですか?