僕には心理技術の師匠・梯谷幸司さんとは別に、ビジネスの師匠がいます。(もっというと落語の師匠もいます笑)
その方は20冊も本を出版して活躍されている方なのですが、以前、こんなことをおっしゃっていました。
「Amazonで星5つとかの良いレビューしか付いていないのは、身内しか買ってないってことだから売れてないってこと。
どんなに素晴らしい本でも、沢山売れれば必ず批判はつきものだ。
批判レビューがついて初めて、売れていると言えるんだよ」
また別のある経営者さんの話。その方は、クレームによってビジネスがうまくいっているかどうかを判断するそうです。
こう聞くと「クレームの数が減ったらうまく行っているってことかな?」と思いますよね。でも、違うんです。
その方いわく、
「クレームがあるということは、それだけ社会に影響を与えられているということ。だから、クレームが出ている時はうまくいっている証拠だし、クレームが減ってきた時にはテコいれが必要な時」なんだそうです。
このお二人の話を聞いたとき、
なるほど〜、うまくいく人というのは、ものごとに対する意味付けの仕方が多くの人と真逆なんだな!!
ということに気づいたんですね。
上記のお2人は、「批判される」ということに対して、「うまくいっている証拠」「良いこと」という意味付けをしていたのです。
この「うまくいく人の思考パターン」を利用して、
「じゃあ、私は批判されること、嫌われることにどのような意味をつけようか?」
と自分で意味付けの仕方を選んでみると、そこからどう思考が変わり、行動が変わるでしょうか?
そしてそこから創られる現実は、どのように変わっていきそうでしょうか?
どんな意味付けをするにせよ、一般論を鵜呑みにするのではなく自分で主体的に選ぶこと。
その積み重ねが、人生を主体的にコントロールしていく感覚を育てていきます。