デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」の意識レベル理論を実生活で活かす方法をお伝えしています

執着そのものは良いも悪いもない。だけど・・・

ここ最近、電車で天海祐希さんと沢村一樹さんが出ているレモンチューハイのCMをよく見かけます。

 
2種類のレモンチューハイのうち、「どっちが唐揚げにあうか?!どっちも合う!」という内容なのですが、これを毎日のように見ていると、もう、どうしようもなくそそられてしまいまして。
 
 
 
 
 
というわけで・・・
 
 
 
 
 

今日の夕食は唐揚げでした。(←レモンチューハイではない)

さて、今日のセッションで「執着」ということが話題にあがりましたので、シェアしておきたいと思います。

 
執着については、「よくないもの」と考える人も少なくないかもしれませんね。

 
でも、見方を変えれば執着とは、それだけ一つのこと(人)に情熱を注いだり、愛することができたことの証です。

 
執着していると苦しい時間もあるかもしれませんが、同時に、それだけ強く情熱や愛を感じる体験ができることは人生の醍醐味とも言えます。

だから、執着そのものが良いとか悪いとか決めることはできない。

とはいえ、その執着の対象を手に入れる、達成するという面に限って言えば、執着はあまり好ましくない方向に作用するという側面はあります。

 
なぜなら、執着する心理状態の前提にあるのは、「情熱や愛を感じるものが世界には少ない」という世界観。そして、この前提が現実を創っているからです(現実が前提を創るのではないということ)。

 
つまり、執着すればするほど「情熱や愛を感じるものが世界には少ない」という前提が強化され、この前提が現実を創っていく(=「情熱や愛を感じるものが世界には少ない」現実を体験する)ことになります。

 
例えば恋愛だと、1人の相手に執着すればするほど、他に魅力的な相手は現れなくなる。

 
ビジネスだと、1つのチャンスに執着すればするほど、他のチャンスの可能性が見えなくなる、ということを体験します。

 
これを理解したうえで、

自分は執着したいのか?したくないのか?主体的に決めればいい。

 
執着したいなら、思う存分やったらいいし、やめたいならやめればいい。大事なのは自分で主体的に決めることなんですね。

 
ここまで理解した上で、じゃあ執着をやめたいという場合、どうすればやめられるかということなんですが、その答えは

選択肢を広げる

ということです。

 
例えば片思いの相手がいたとしても、その人以外の異性ともちょこちょこ遊んでみる。

 
絶対に掴みたい千載一遇のチャンスがあったとしても、日々の仕事を、大切にする、丁寧にする。

 
こうやってよりどころが分散して選択肢を広げる行動を取ることです。

 
すると「チャンスはいくらでもある」前提が育つとともに「失敗してはいけない」という恐れが薄れていきます。

 
いずれにしても、「執着は悪いもの」と言う一般論を自動的に自分に採用するのではなく、主体的に決めること。

 
主体的に決めて、行動することを積み重ねていくと、1つ1つの体験でみるとうまくいく・うまくいかないはあれど、その奥で「私は自分で決める人」「私はやりたいことをやる人」という前提が育ち、その前提が人生を創っていきます。