2024年8月7日
僕自身も経験があるので、クライアントさんを見ていてもよくわかるのですが、「客観的に見てどこかバランスが悪い」人がいます。
例えば、
経済的に苦しいのに、一発逆転を狙って投資している
借金してまで、人からよく見られるためにお金を使う
一番身近な家族やパートナー、同僚との関係がうまくいっていないのに、「世界平和」を目指している
”幸せ”を求めて、自分を追い詰めるほど頑張る
などのような感じ。
もちろん投資や借金、世界平和を目指すこと自体が悪いというのではなく、客観的に見てバランスが悪い、全体としてみたときに違和感を感じるのですね。
そして、こういったバランスの悪い行動は、好ましい現実に結びつきにくいです。
本人自身は「一発逆転を狙った投資」だったり、「人からよく見られるためにお金を使うこと」だったり、「世界平和を謳い、共感or賞賛される」などの行動で一時的に快楽ホルモンで満たされるので、「これは私がやりたいことだ!」と誤認してしまいがちです。
でも、そのバランスの悪い行動を取り続けても、刹那的な快楽は得られても望む現実は得られにくい。
むしろ、そういった行動を取り続けるほど、しんどくなる方向に作用してしまいます。
そういったバランスの悪い行動を選ぶ背景には、共通してセルフイメージ(自己認識)の課題があるので、そちらに丁寧に向き合っていく方が結果的に近道だったりします。