相手の想いも自分の想いも等しく尊重し、伝え合い、わかりあうアサーティブコミュニケーションであなたの問題解決をサポートします

合コンを楽しむか?お持ち帰りする(される)か?

ここ数日も、クライアントさんから
・海外や、予想外のところから受注が来るようになったり、クライアントの方から値上げを申し出てくれるなど、幸せな状況が流れこんでくるようになった(フリーランスの方)

・攻撃的だった部下としっかりコミュニケーションが取れるようになり、リーダーシップを発揮できるようになった(管理職の方)
などのご報告をいただき、嬉しい週末となりました^^

 
さて、僕は人生で合コンというものに一度も行ったことがないので、こっそり憧れてるのですが・・・

 
合コンに行く時には、「合コンを楽しむ」ことを目的にする人と、「素敵な人と出会う!」「お持ち帰りする(される)」ことを目的にする人がいると思います。

これは結果(成果)を重視しているかプロセス(体験)を重視しているかの思考パターンの違いです。

 
この【結果(成果)重視型】or【プロセス(体験)重視型】の思考パターンを、人は無意識のうちに(自動的に)選んでいます。そして、どちらの思考パターンを選ぶかで、(合コンにかぎらず)そこから創られる現実に違いが生まれていくんですね。

 
特にアスリートのインタビューなんかを聞いていると、この思考パターンの違いが顕著に現れているのがわかります。

 
【結果(成果)重視型】の選手は
「メダルを持ち帰りたい」
「勝つこと(結果)にこだわりたい」
と話し、

【プロセス(体験)重視型】の選手は
「自分らしいプレーをしたい」
「楽しみたい」
「内容を重視したい」
と話します。

 
基本的には【結果(成果)重視型】の方が現実的な成果も達成しやすい傾向にありますが、人によってはあえてプロセスに意識を向けることで成果に対する執着(得られないかもしれない恐れ)が手放され、成果が得られやすくなることもあります。

 
ですので「どちらのパターンが正しい」ということではなく、「自分がどちらの思考パターンで動いているかを自覚して」「逆の思考パターンにシフトできる」ことが大事なんですね。

 
例えばビジネスをやっている方で「やりがい」「楽しさ」「ワクワク」というプロセス(体験)を重視する思考パターンで動いている人は、「売上」という具体的な成果がなかなか上がらない・・・ということが起きたりします。

 
この場合、「やりがい」「楽しさ」「ワクワク」へのこだわりをいったん脇において、売上だけにコミットして動いてみると売上が2倍、3倍、それ以上にアップすることは珍しくありません。

 
あるいは婚活というテーマだと「結婚」という具体的な成果にこだわりすぎることで、プロセス(体験)が苦しいものになり行動できなくなったり、肩に力が入りすぎて敬遠される・・・ということが起きたりします。

 
この場合、成果へのこだわりをいったん脇において、プロセスをリラックスして楽しんでみることで良い出会いが生まれることがあります。

 
もしもあなたが仕事やスポーツ、婚活など一定の成果を得るための活動をしていて、思うような成果が出ていない場合は、このように【結果(成果)重視型】or【プロセス(体験)重視型】の思考パターンに着目し、変えてみることを試してみてください。