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自分についている嘘を認めると【嘘をつかなくても大丈夫な世界】が現れる

僕はクライアントさんによく、
「その目標を【本気で達成するつもりの人】なら取るであろう思考と行動を取っていますか?」
という質問をします。

 

たとえば「起業して成功したい」と思っているなら
「本気で、起業して成功したいと思っている人なら考えるであろうこと、取るであろう行動を100%やりきっていますか?」
という問いかけです。

 

「その目標を【本気で達成するつもりの人】なら取るであろう思考と行動を取っていますか?」

 

この質問にyesと即答できる人は、時がくれば必ずうまくいきます。

 

逆に、この質問にyesと答えられない時、自分の中に何かの「嘘」があるのかもしれません。

 

自分自身と一致する

今年に入って始めていたチャレンジが想像を超える方向に転がり始めて、ただただ
「潜在意識の力って見事だなあ」
と驚いています。

 

それは5年前にも2度チャレンジしていたことで、その時は箸にも棒にもかからず、僕はそんな自分をひどく恥じていました。その失敗による痛みをめちゃくちゃひきずりまくって、臆病になってもいました。でも、本当に全ては完璧なタイミングで「時がくる」のだなあと感じています。

 

5年前の自分と今の自分は何が違うのか?そう考えてみると、
「自己との一致度合いが高まった」
その一言に尽きると思います。

 

それは言葉を変えると
「自分に対する嘘がなくなった」
ということでもあるのでしょう。

 

自分に対してつく嘘も、他人に対してつく嘘も、人が嘘をつくのは「嘘をつくことでしか守れないものがある(と思っている)」からです。たとえば子どもが嘘をつくのも、そうしなければ自分や誰かの心身の安全や安定が守れないと思っているからです。これは自分に対してつく嘘も同じ。

 

そして、自分に嘘をつくのをやめたとき、自分の力をひとつに揃えて望む方向に存分に発揮することができる。本気で達成するつもりの人が取るであろう思考と行動を自然に選べるようになる。このとき、現実の動き方も全く違ったものになってきます。

 

では、自分に嘘をつくことをやめるにはどうしたらいいか?

 

その初めの一歩は「自分が自分についている嘘を認める」ことだと思います。それは、「嘘をついて自分を守ろうとしているショボくて弱い自分をゆるす」とも言えるのかもしれません。

 

僕は、自分自身にも他の誰かにも沢山の嘘をつき続けてきました。でも、嘘をつくことで自分を守ろうとしている臆病で卑怯な自分を認め、「それでもいいんだ」と自分に声をかけてあげることから始めました。すると、自然な流れで「嘘をつかなくても大丈夫な世界」が少しずつ、自分の前に現れてきました。

 

自分にも他人にも嘘をつかず自分自身と一致して生きることは、それそのものが深い喜びをもたらしてくれます。周りの人との関係も自然に変わっていき、「世界はこんなに優しい場所だったんだ」と思い出させてくれます。

 

嘘をついている自分に気づくことも、嘘をやめることも、すごく怖いと感じるかもしれません。嘘によって自分を守ることを覚えた、そのきっかけとなった傷つきや悲しみの記憶がその恐れを感じさせるからです。

 

でも、その出来事は今はもう「終わって」いて、今のあなたを取りまく世界はもっとずっと優しいのかもしれない。そんな可能性を少しでも、感じてみてほしいなと思います。

 

そして、嘘のない自分を生きることの喜びやそれによって出会える優しい世界を一人でも多くの人に知ってもらえるように、僕もやれることを100%やりきっていきたいと思います。