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うまくいく人の「素直さ」

年明けから新しいチャレンジをしていて身を置く環境、出会う人も変わってきています。

 

そこには日本人なら誰でも知ってる大企業や、グローバル企業の日本法人の役員の方などがいちメンバーとして参加されていたりします。

 
もちろん、社会的な地位や華々しい経歴がその人自身を表すのではないし、その人の幸福度あいを示すものではないと思います。でも、お話してみるとそのような方ほど物腰も柔らかく、素直に人の意見に耳を傾け、その上で自分の意見もさわやかに主張する。人間的にも尊敬できる方ばかりですし、そのような方を見ていると「素直であること」ってやっぱり大事だなあと改めて思います。

 

「答えは自分の中にある」
「自分の内なる声に従う」
そんなメッセージを見聞きしたことがある方も多いと思います。

 

僕自身も
「答えは自分の中にある」
「自分の内なる声に従う」
というメッセージはとても大切なものだと思っていますし、これを実践してうまくいってる人も沢山いると思います。

 

でも、「自分の中から導かれた答え」や「内なる声」に従っているにも関わらず、いまいちうまくいっていないと感じている方は「自分の中から導かれた答え」や「内なる声」と「エゴの声」がうまく区別できていないのかもしれません。

 

エゴの声とは、「自分に対する不足感」や「世界に対する不信」にもとづく欲求や願いのことだと考えていただくと良いでしょう。

 

この願いを叶えないと苦しい、
この願いを叶えないと不安だ、
この願いを叶えないと自分を受け入れられない、
世界に受け入れてもらえない、
そういった想いです。

 

エゴ自体は僕たち人間にとって必要な感覚なので、一概に悪いものと裁く必要はありません。でも、エゴの声に振り回されたり追い求めすぎると、それは「執着」となりどんどん自分が苦しくなるし、現実的にもうまくいきにくくなります。

 

逆にエゴから自由になるほど色んなジャッジからも自由になれるので、自分の想いも他人の意見もフラットに並べて選ぶことができる。「自分の思いこみを疑う」ということを「自分に対する不信感」からするのではなく、「世界に対する信頼」からそうすることができる。

 

うまくいってる人の「素直さ」って、そのような感覚のように思います。