誰かと意見が対立するとき、
「相手の言っていることが全く訳がわからない!」
「なんでそういう意見になるのか理解に苦しむ」
ということってありますよね。
どんなに議論を尽くしても噛み合わず、平行線になってしまう。
なぜこういうことが起こるかというと、自分と相手が、それぞれ違う脳の知覚フィルターを通して現実を認識しているからです。
つまり、同じものを見ているようで、見ていないんですね。
まったく別のものを見ているのに
「これはこうだろう!」
「いやいや、こうだろう!」
と自分の主張をぶつけるだけでは、わかりあえることは難しいものです。
こういう時は、相手の知覚を取り入れる、相手の立ち位置からものごとを眺めてみる。
セッションの中でも、対立している相手(家族やパートナー、上司など)の立ち位置から眺め、話すということをやったりすると、そこから想像もしていなかった気づきが得られることがあります。
せやろがいおじさんが「どんな相手の意見にも”一理”はかならずある。その一理に耳を傾ける」ということをおっしゃっていて、なるほどなーと思ったものです。
今日このことを書こうと思ったのは、たまたまツイッターである”炎上”案件を目撃したからなんですね。
オンラインサロンを主宰されているAさんに対して、経歴詐称疑惑があるとしてBさんがネット上で告発したのが発端だったのですが、まあ、どっちの言い分も”一理”はある。
ただ、Aさんサイドは相手の”一理”を見ようとせず、自分のフィルターから見た認識だけでBさんの意見を全否定されていたので、感情論で、非論理的に反論している印象を僕は持ちました(これは僕のフィルターを通してですね)
相手の”一理”に耳を傾けて、その一理に対する回答をされていると、逆に今回の”炎上”を信頼を得るチャンスに変えることもできたはず。
まあ、この一連の騒動を”見ている”のは僕自身であるわけなので、この体験も自分へのメッセージとして肝に銘じていきたいと思います。
セッション・ワークショップ情報
💡脳科学・心理学に裏づけられた手法で意識レベルをあなたペースで上げていき、現実を動かす
意識レベル上昇プログラム体験セッション
💡自分の経験を生かして人をサポートする
プロ養成講座