2024年8月7日
誰かのふるまいを見て、「あの人のこういうところがダメなんだよ」と裁きたくなることがあります。
そうやって誰かを裁いている時というのは、自分自身を「こうあるべき」「こうあるべきでない」という”べき”で縛り、我慢していることの現れだったりもします。
”べき”という言葉の裏には、「私は本当はそうしたくない」「それは私が決めたことではない」という想いがあるんですね。
本音はそうしたくないんだけど、”べき”を守っていると、誰かが認めてくれたり、人から嫌われない、批判されないなどのメリットが沢山ある。そのメリットを優先して、やりたいことをやってない自分を正当化するために、やりたいことをやってる人を悪者にして裁くのです。
そして、他人を裁けば裁くほど、自分自身をきつく縛っていくことになります。他人を裁けば裁くほど、人生は不自由になります。
人を裁きたくなる想いが出てきたら、
「それってうらやましいだけじゃない?」
と自分に問いかけてみるのも良いでしょう。
「だったら、自分もやってみたら?」
とゆるしていくことで、さらに自分を自由にしていくこともできます。