長崎の実家で年末年始を過ごし、関東に戻ってきました!
さて、セッションの中での頻出ワードTOP3に入るのが「自信がほしい」という言葉。
このブログを読んでくださっている方の中にも、「今年こそ自信をつけたい!」と思っている人もいるかもしれませんね。
ですが、下記のリンクの記事でも書いたように、
自信という「ありもしないもの」を求めること自体が、悩みを創り出してしまうもの。
関連記事:それは「自信がない」せいではなく、自分に許していないことがあるから
「自信を付けるための努力」をすればするほど、その行動の前提にある「私は自信がない人」というセルフイメージが強化されていくんですね。
そしてもう一つ、「自信がほしい!」と願っている人に確認してほしい重要なことを今日は書きたいと思います。
それは、
「なんのために自信がほしいのか?」
という目的の部分です。
そもそも、”自信がある状態”(正確には、”自信の有無を問題にしていない状態”)が目的と誤認している方も多いのですが、”自信がある状態”とは、手段であって目的ではありません。
”自信がある状態”を目的にして、それを欲しい欲しいと願う時、それは手段の目的化でうまくいきにくいのです。
なんのために、”自信がある状態”(自信の有無を問題にしていない状態)になる必要があるのか?
「自信がほしい!」と願っている人は、この目的が無かったり、ズレていることがほとんどです。
目的が無かったり、ズレているので、無意識レベルでは行動したくないと思っている。
そこに「自信がない」という理由を持ち出して行動しないように言い訳しているだけ(本人はそのつもりがなくても)・・というのが実際のところだったりするのです。
「トイレに行きたい!」と思ったら、行きますよね。
「自信がないから・・」とか言いませんよね。
目的が明確で、それが本当の自分の願いなのであれば、そもそも自信がどうのこうの言わず行動しているのです。
まず、”自信を持つ”ということに対する目的がないという人は、次の質問を自分に問いかけてみてください。
なんのために、”自信がある状態”(自信の有無を問題にしていない状態)になる必要があるのか?
今すぐ、”自信がある状態”になったとしたら、次に何をするか?
これらの質問によって目的を明確にしたら、次に、その目的がズレていないかをチェックします。
誰かに勝つとか、誰かに認められるなどと言った他者基準から生まれる目的だったり、
「今の状態が嫌だから」「何かを避ける」と言った”問題を避ける”ための目的の場合は、
目的がズレている可能性があります。
目的がズレると、本当は求めていないこと・やりたくないことを目的だと誤認してしまいやすく、結果、「目的のために行動できない」という状況を創り出してしまいます。
「誰かに勝つ」「誰かに認められる」「普通はこうだから」など、”他者基準の目的”になっていないか?
「今の状態が嫌だから」「何かを避ける」などの”問題を避けるのが目的”になっていないか?
ぶっちゃけ、それは本当に本当に私がやりたいことなのか?
これらの質問によって、目的がズレていないかを確認しましょう。
そして、「よし!目的は明確であり、ズレていない。これが自分が本当に求めていることだ!」と思ったら、自信の有る無しはいったん置いておいて(この時には「思い切り」「開き直り」が大事)、そのための行動を具体的に起こしていってください。
その過程でまた「やっぱりまだ自信がないな」という想いが出てきたら、上記の質問を改めてくり返してみましょう。
これを繰り返していくと、いつの間にか「自信の有無を問題にせず、目的の達成にのみフォーカスしている」自分になっていることに気づくはずです。
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