デヴィッド・R. ホーキンズ博士「パワーか、フォースか」で提唱されている17段階の意識レベル研究家_トランスフォーメショナルコーチ®宮川直己(出口稀一)のサイトです

うまくいく人の【利他】実践法 2つのルール

「利他の精神」があらゆる物事を好転させることは多くの人が知っていると思います。

 

ただ、「利他」という言葉自体ぼやっとしてるから「人格を磨くこと」とか「道徳的な教え」とかの精神論に感じる人も多い。だから「利他の精神」が大事だと頭では理解していても、その知恵を使うことが難しく感じてしまうんだと思います。

 

あるいは、利他を「自己犠牲」や「自分の気持ちをないがしろにして他者の期待に沿う自分を演じる」ことと混同してしまったり。利他を重んじる一方で「エゴは“悪いもの”」という思い込みを持ってしまう人も少なくありません。

 

人間には、「人の喜びを自分の喜びとする」性質が本来的に内在しているから、利他の実践は、人に純粋な喜びをもたらしてくれるものです。だけど僕は、あえて「利他を実践することが自分のエゴ的な夢を実現する最も効果的な戦略である」と伝えたいと思っています。

 

意識的にも無意識的にも、この考え方に基づいて行動を取っている人が、結果的に自分も他人も幸せにできているケースが多いからです。

 

↓お約束の「利他」テンプレ↓

渋沢栄一氏が“論語と算盤”で言っているのは『長期で見れば算盤だけで暴走するやつは欲がない。本当に大欲があるやつは道徳的になる』ということだ
(楠木建氏/経営学者)

 

利他主義は最も合理的で自己中心的な行動である
(ジャック・アタリ氏/経済学者、政治顧問)

 

うまくいく人の【利他】実践法2つのルール

精神的にも物質的にも豊かさを得ることに成功している人を「利他」という視点から見たとき、次の2つの共通点があります。

 

それは、

◎「エゴ」と「利他」を両方叶える理想やゴールを持っている
 
◎目の前の相手と関わる時には「エゴ」を傍におき、100%相手のことを考えて行動する

この2つです。

 

「エゴ」と「利他」を両方叶える理想やゴールを持っている

ビジネスで売上目標を達成したい
職場で昇進したい
恋人がほしい、結婚したい

これらのような願いは、基本的にエゴ的な欲求から生まれます(そうではないケースもありますが)

 

特定に願いを持つ初期段階では、

「ほしいものを躊躇なく買えるようになるぐらい稼ぎたい」
「寂しいから(将来が不安だから)誰かと一緒にいたい」
「お金を稼いだり、誰かに必要とされることで自分の存在価値を実感したい」

というように、自分のエゴを満たすことに動機づけられるのはある意味、自然なことです。

 

ただ、自分のエゴを満たすことだけに意識が向いたままだと意識レベルは下がりやすく、持っているパワーを発揮することも難しくなります。

 

うまくいく人はこれを知っているから
「自分が豊かになること」
「自分が愛されて幸せを感じること」と、
「誰か(社会)が豊かになること」
「相手を愛し、幸せにすること」
の両方を叶えるための理想やゴールを設定するのです。

 

ここで重要なのは、「エゴ」と「利他」の両方がバランスよく必要であるということ。「自分だけが幸せになれればいい」という思いから成功を目指しても非常に難しい。でも逆に、「自分は幸せになれなくても誰かが幸せになれればいい」という、100%エゴを排除した利他的な願いを持とうとすることもまた、物事を良い方向には向かわせづらいのです。

 

・自分が幸せになること(エゴ)
・誰かや社会が幸せになること(利他)

 

この両方をどのように叶えていくのか?をバランスよく目指すことで、理想やゴールを達成するパワーも発揮しやすくなります。

 

 

目の前の相手と関わる時には「エゴ」を傍におき、100%相手のことを考えて行動する

うまくいく人は、自分のエゴからくる欲求を素直に認めているし、隠しません。素直に欲しいものを欲しいと言い、それを得るために行動します。

 

一方で、彼らは「特定の誰か」のために何かをする時には、いったんエゴを傍におき、100%、相手のことだけを考えて行動します(傍におく、なので「あってもいい」ということです)。

 

ここがめちゃくちゃ重要です。

 

「いったんエゴを傍におく」とは、自分が相手のためにしたことで相手が喜んでくれるとか感謝してくれるとか、お返しに愛情や金銭をくれるなどといった見返りを期待しない態度を意味します。

 

「あれだけしてやったのに、なんで買ってくれないんだ」
「あれだけしてやったのになんで好きになってくれないんだ」
「あれだけしてやったのにお礼の一言も言わないなんて」

 

そんな言葉が出てくるのは、相手のための行動のふりをして、自分のエゴを満たすために相手から何かを奪おうとしていた時です。

 

ただしこれは「〜してやったのに」と思ってはいけないということではありません。そんな思いが出てきた時に、「ああ、自分は相手のためとか言って奪おうとしてたんだな」と自覚できればOK。それだけでも自分が楽になれますし、相手との関係性にも良い影響があります。

 
自分が相手のためにやったことに対して相手がどのように反応するか(または、反応しないか)は、相手の自由なのです。

 

相手の立場になって想像してみてください。

 

見返りを期待せず、100%純粋に自分のためを思い行動してくれる人に、人生でそう多く出会えるものではありません。だからこそ、それができる人は応援されるし、愛されるし、信頼され、仕事においてもパートナーシップにおいてもさまざまな物事がうまくいきやすくなるのです。

 

まとめると、

◎理想やゴールを設定する時
→利他とエゴをバランスよく

◎特定の誰かのために行動する時
→エゴを傍において100%、相手のため(利他)に行動する

 

これが「利他の成功法則」です。

 

これを意識して実践していくと 、周囲の人との関係性や現実の動き方・流れ方もどんどん変わっていきます。